ブログ友のあざらしさんから教えてもらって気になっていた
「ラ・ヴィアン・ローズ」村山由佳著
を読了。
モラ夫の描写が見事としかいいようがない。
自分が主人公でこんな夫がいる身だったら、夫の怒りのスイッチを押さないよう、機嫌よくいてもらえることが人生最大の目標になってしまうだろうな、と思った。
酷いことをされても、夫に食べさせてもらってるから、働くのを許してもらってるから、怒らせさえしなければ夫は悪い人じゃないから。
モラ支配下にいると思考回路はこうなってしまう。
ん?だれかと似てない?
ここまで細かく描写できる村山さんてすごいな~と思ったら、
彼女の元夫も、どうやらモラ夫だったようですね
そこに書かれている言葉は自身が浴びせられた言葉だったのか。
比べることじゃないけど、夫がモラなのと親がモラなのと、どっちが大変?
いやはやどっちも大変。
どんな親でも親だと切れないとか言われるけど、ほぼ切れてる現在の私は気が楽。
離れて暮らすのも、「離婚」よりはハードル低そう。
どっちにしてもモラと関わると魂削られて、ほんと苦しくなる。