母の手術は、思わぬ兄のインフルエンでザダウンというアクシデントで、身内の付き添いもなく過ぎてしまった。
それでも、手術は成功。
モラ母のことだから、兄がインフルエンザになったことも、私が付き添えなかったことも、後々まで恨みがましく責め立てられるかと思っていたのだが
いまのところ、それはない
付き添ってくれた部下の奥さんへの悪態はすごいもので、
手術室から出てきたのが夜10時
しばらくそばにいてあげようと思っていたのに
モラ母は、「○○痛い!気持ち悪い!会いたくない!帰って!!」
と言ったそうだ。
術後で気がたっているとはいえ、彼女には申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
私達も日本を出国
今度は、子供の卒業式、本帰国のための引っ越しを2週間あまりで行うという激務が待っていたのだ
夫が先に帰任しているから、全部ひとりで行わなければならない
マンション、銀行、クレジットカードの解約、電気、ガス、水道の解約
インターネット、携帯、etc
言葉の壁もあって、なかなかスムーズにいかないことも多かった
子供も含め、送別会もじゃんじゃん入ってくる
なにがなんだかわからないうちに帰りの飛行機に乗っていたというほうが正しいような日々だった
****
そのあいまのこと。
夫が、モラ母の見舞いに行ってくれるという。
私としては、その気持ちはとてもありがたいのだが、なんだかちょっと複雑・・・
反対する理由もなく、夫は純粋な気持ちで申し出てくれているわけだし、あのモラ母もいいかっこしいなので、娘婿に悪態ついたりはしないだろうと思って、
行ってもらうことにした
偶然、兄嫁も同じ日に東京から見舞いに行くことになった
これはあとから聞いたのだが、
兄嫁が先に病室に着くと、モラ母は
ものすごくしんどそうにしながら、弱々しい声で
「東京の施設に入りたい・・・・・・」
と言ったそうだ!
その数分後に、夫が部屋に入ったら、見違えるようにピンシャンして
「あら!○○さん!よく来てくれたわね!!」
と顔つきもなにも変わっていたとか
やっぱりモラ
20年以上、悪口を言い続けた兄嫁に嫌がらせ!圧力をかけたな~