使徒27:27に、「だれも長いこと食事をとらなかったが」とある。
激しい防風雨に翻弄され、積み荷を捨て、船具まで捨てて、助かる最後の望みも今や断たれようとしていた時、パウロや、アリスタルコ、それにルカは、他の水夫たちと同じように恐れていたでしょうか。
いいえ、物理的に食事が取れない中の祈りは、「私たち」という一致をもって断食の祈りをすることになったことでしょう。
そんな祈りの結果、パウロは、立ち上がって宣言して、人々を励ました。
祈りの中で、神の御使いがパウロの前に立って語りかけてくださったからです。
27:24 こう言いました。『恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。』
27:25 ですから、皆さん。元気を出しなさい。すべて私に告げられたとおりになると、私は神によって信じています。
27:26 私たちは必ず、どこかの島に打ち上げられます。」
現在の教会が、サタンの試みを受けて力を失ってしまっている時、真のリーダーたちは、断食祈祷の中で主から励ましを受けることでしょう。
神はキリストの船に乗っている人々を見捨てません。
必ず天国にまで連れて行ってくださいます。
恐れないで神を信じて、元気を出して進もう。
自らキリストの船から下りることは、決してあってはなりません。
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