昨日の日記で、“もしかして、黄砂??”と一人盛り上がっていた空の色ですが、
今朝の新聞(読売新聞・社会面)にズバリ、答えが載っていました。
あのぼんやりした黄みがかった茶色の帯の正体。
実は、『風塵』というものだそうです。
新聞によると『風塵』とは、強風でちりや砂が舞い上がり、遠方の視界が遮断される現象のことで、東京では12年ぶりに観測されたそう。やっぱり砂の粒だったんだね。
でも残念ながら、中国大陸からのそれではなかったみたい。
ちょっと、がっかり。
それにしても。
空に砂を舞い上げて、視界までさえぎってしまう風の力。
その春の嵐は、せっかく今を盛りと咲き誇っていた梅の花々を舞い散らし、
今朝の枝には、花びらを失った淋しそうな花弁がぽつぽつと残っていました。
それでも、これからの季節、彼らにはやがて若葉が茂り、
花の跡にはかわいい梅の実が生まれ出でて
どんどん成長し、大きな実を結んでゆくんですね。
そういえば、桜の蕾もかなりふっくらとなってきました。
まだまだ固いその蕾も、よくみると、
茶色一色だったのが、いつのまにか若草色が混じり、
なかにはうっすらとピンク色に染まり始めたものもあったりして。
自然は、偉いなあ。
せっせせっせと、地道に、でも懸命に、着実に生きている。
ほとけのざ、ひよこ草、満開の沈丁花のまあるい花たち。
春うらら、も、もうすぐですね^^