散り始めたオオムラサキ
子ら子ら子等が手を取る躑躅(ツツジ)かな 良寛
私が好きな良寛さんのツツジの句です。子供が大好きだった良寛さんは、それこそ子供と一緒になって、日が傾くまで遊んだのでした。
ツツジは歳時記では晩春に載っていますが、初夏の花でもあります。私どもの天王寺では散り始めています。
とくに境内で目立つのはオオムラサキです。ツツジのなかでは花が一番大きく、ツツジと言えば一般的にはこの種類を指します。ツツジの名前の由来については、花が連なっているからとか、花が筒状であるからとかいわれますが、桜が終わった後の主役の花であることは確かです。
引き続きヤマボウシの花が咲きますので、時間がありましたら、ぜひ天王寺においで下さい。よろしくお願いいたします。
合掌
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