目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

鍋割山・塔ノ岳

2011-02-22 | 山行~丹沢・道志

鍋割山 標高1272.5m 塔ノ岳 1490.9m 神奈川県

2010年1月17日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 7:25表丹沢県民の森駐車場7:45--(8:05二俣)--(8:45後沢乗越)--8:55尾根上で休憩9:03--9:45鍋割山9:58--11:00塔ノ岳(昼食)11:58--(12:16花立山荘)--12:40堀山ノ家12:50--13:45駐車場

表丹沢県民の森には7:25到着した。気温は-1℃なのだが、とてつもなく寒く感じる。底冷えの感。でも登山者はなんのその、ここの駐車スペースが埋めつくされるくらい訪れている。駐車場の近くにあるぼろぼろのトイレに寄って、7:45出発する。

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左:表丹沢県民の森の駐車場 右:旧丹沢登山訓練所。老朽化し今は使われていない

車道を歩いていくが、風が抜けていき体感温度は低い。そのうち今や廃墟と化した丹沢登山訓練所が現れる。その昔、山の神がここで研修を受けたという。

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左:二俣 右:尾根へ続く急登

ほどなくして二俣に到着すると、なぜか車が何台もとめられていた。ゲートは閉められていたのに、なぜ? いったいどこからと思うが、これだけ駐車しているということは、どこかに通行可能な道がここに通じているということだろう。

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左:目の前が後沢乗越 右:人馴れした鹿さんたち

8:45後沢乗越到着。そこから尾根づたいに上っていくと、突然視界が開けるところに出る。右手には鹿が4頭いた。われわれの歩いてくる気配に1頭が振り向くが、ああ人間かとまた悠然と草を食む。ムム鹿になめられるとは! この余裕の動作はなんだ。他の3頭は警戒心皆無で、振り向きもしない。

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休憩ポイントからの絶景。富士山と相模灘

鹿のいた反対側には最高の眺望が広がっていた。目の前にどっかりと富士山が迫ってくる。視線を左へ移していくと相模灘が日の光でキラキラときらめいている。ここで腰を下ろして一服。自然の造形美に癒されリフレッシュする。

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鍋割山荘には、9:45到着。名物の鍋焼うどんの幟がはためいていた。いちど食べてみたいが、今はまったく腹は空いていない。鍋割山からも先ほどの休憩ポイント同様に富士山と相模灘を見渡せる。

001img_3107 後方に真っ白なお尻を見せているおねだり鹿が見える

塔ノ岳山頂には11:00に到着。立派な角を持った牡鹿が2頭うろうろしていて、登山者に近づいていっては、おねだりを繰り返す。それも情けない、憐れみを催すような声を発しながら。角が泣くぜ。それにしても、どんどんずうずうしくなる丹沢の鹿。山頂が登山者でにぎわう分、それだけ多くおこぼれに預かれるということか。

ここでも富士山の眺望を堪能し、昼メシ。11:58に下山開始。

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左:花立山荘 右:堀山ノ家

多くの登山者とともに金冷シの分岐から花立へ下りる。目の前は開けていて、相模灘を見ながらの下山だ。花立山荘に来ると、おしること書かれた小さい赤い幟がわれわれにおいでおいでをしている。今メシを食ったばかりだからねえ。その手の誘惑には負けんぞ。

まだまだ登ってくる人は多く、途中何度もすれ違う。12:40だいぶ下ったところに、堀山ノ家が現れた。ここの端っこのベンチを借りて最終休憩をとる。

ここからは絶望的に暗い杉林が続き、それに飽きてきた頃沢が現れ、二俣に到着した。駐車場には13:45にたどり着いた。


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