目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

2015年年末裏磐梯のスキー場事情

2016-01-03 | 山雑記

2015年の年末は、当初は北志賀に行こうといっていたのだが、11月、12月と私の仕事が忙しすぎたため、とくに下調べをせずに行ける、おなじみの裏磐梯へと行き先を変えた。さっそく山の神が以前宿泊したことのある磐梯桧原湖畔ホテルに予約を入れた。今まで同じ宿に泊まったことはなかったので、初めて定宿ができてしまうのかと、つまらぬことを考えていた。出発の日12/28(月)が近づいてくると、今度は雪不足が深刻なことに気づいた。どうせ年末になれば降るだろう、くらいにしか思っていなかったのだが、その認識はかなり楽観的すぎるものだった。


すごい人出だったグランデコスノーリゾート

初日の12/28(月)は天候が今いちのため、予定していた五色沼スノーハイクはやめ、グランデコへ直行した。行ってびっくり、すごい人だった。ゴンドラに並ぶと乗車まで30分待ち。ゴンドラの終点にあるレストランBunaBunaで昼食にしようと、並ぶといつまで経っても順番が回ってこない。オーダーまでに40分、オーダーを入れてからも20分待たされる。スパゲティを食べるのにこんなに待たされるのは初めてだった。

コースも雪不足のため全コース滑走はかなわず、一部閉鎖されていた。グランデコは楽しい林間コースとパウダースノーといういいイメージしかなかったのだが、今回の大混雑とコース閉鎖でだいぶ印象が変わってしまった。まあ、事前のチェックを怠ったツケともいえるが。

後から聞いた話だが、裏磐梯のスキー場は雪不足で、オープンしていて比較的滑れるコースが充実しているところにお客さんが集中したようだ。集中したのは、グランデコと猫魔。他のスキー場は、雪が十分になくて12/28(月)オープンというところもあったようだ。


12/29(火)磐梯桧原湖畔ホテルから桧原湖を望む。直後に晴れてきた

翌12/29(火)は、グランデコの大混雑ぶりに懲りて、穴場とにらんだ沼尻スキー場へ向かうことにした。しかし、朝出発するだんになると、晴れ間が見えているではないか。山の神は、五色沼に行こうと目を輝かせている。そのほうがいいかと一瞬迷ったが、いや、現時点で何の準備もしていない。やはり今日は沼尻だと、五色沼を断ち切って宿を後にした。


そこそこ楽しめた沼尻スキー場

沼尻スキー場に到着してみると、ジモティが圧倒的に多く、コースが3本しかまだ滑走できないということもあり、かなり空いていた。これはラッキーかもと山の神と喜んだ。ただ、天気が比較的よく終始青空が覗いていたので、五色沼へ行ったほうがよかったのかもと後ろ髪を引かれまくっていた。とはいえ、天気予報はこれから回復傾向。明日のほうが明らかにスノーハイクにはよさそうだった。

山の神と何本か滑って、昼飯へ。昨日のグランデコの大混雑ぶりとは打って変わって、こちらのレストランでは遅滞なく料理が出てくる(下の写真)。カレーだから当たり前か。


100時間カレーに(沼尻スキー場の)ロゴ入りコロッケをトッピング。¥1,000

14時を回ると、空いていてラッキーといっていたのが嘘のようにコースに人が溜まるようになり、ストレスを感じるようになってきた。それがピークに達した頃、時計を見ると15時。最後の1本と、中級者コースを気持ちよく滑って帰り支度に入った。

この裏磐梯界隈のスキー場で特筆すべきは、50歳からの割引があること。シニアとかマスターとか呼び名は違えども、いずれも50歳以上の割引。割引率は、スキー場の集客力に反比例しているようだ。沼尻スキー場は、なんと1日券が¥2,500で超格安だった。

五色沼スノーハイクへつづく 


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