目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

十枚山・山伏Part2

2015-04-05 | 山行~南アルプスとその周辺

山伏(やんぶし) 標高2013.7m 静岡・山梨県

2006年5月5日(金・祝) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:10山伏日陰沢登山者用駐車場8:25--登山口--9:05巨岩上のベンチ9:15--9:50蓬峠10:00--10:45休憩10:55--11:35山伏山頂(昼食)12:32--13:25蓬峠13:35--14:25駐車場

前泊は梅ヶ島キャンプ場。キャンプ場の朝は早いと思っていたが、ここはキャンパーばかりだからそうでもない。5:30には山の神とともに起き出し、朝食の支度を始めた。7:00撤収開始。いつものようにテントをたたんで手際よく片付けていくが、駐車場までリヤカーで行かなければならない。車にキャンプ道具一式を積んで、リヤカーを戻していざ出発すると、7:45になっていた。

 
左:日影沢登山者用駐車場 右:沢を越えていく

ちょっと道に迷ったりしながら、8:10日影沢の登山者用駐車場に着いた。すでに登山者の車が停まっている。8:25身支度を済ませ、山の神とともに出発する。車道を少し歩くと、すぐに登山口が現れた。

 巨岩。ベンチ側から撮影

沢沿いをしばらく登っていくと、われわれより後から駐車場に来て、先に出発していった30歳くらいの単独行の人が、歩き始めたばかりというのにもう休憩していた。もうお疲れなのか? 山の神と私は、昨日のバテバテ状態とは打って変わって今日は元気一杯だ。キャンプ場でよく眠れたのがよかったようだ。

清流のなかにつくられたわさび田を抜けると、巨岩が現れた。そろそろわれわれも休憩しようかと後ろを歩いていた山の神に声をかける。視線を上げると、ちょうどそこにベンチが見えた。

  
左:巨岩上のベンチ。半ば崩壊していた 右2点:蓬峠

9:15ベンチを後にし、登高を続ける。途中薄暗い杉林もあったが、だいたいは明るい雑木林だ。高度をあげていくに従い、目に鮮やかな新緑は消えていき、新芽だけのさびしい林になる。9:50大谷崩れが間近に見える蓬峠に着いた。休んでねとばかりにベンチがいくつも設けられている。ここでしっかりと休憩をとって10:00に再び歩き始めた。

まだ5月だというのに日差しは強く、気温はうなぎのぼりのようだ。汗をかきかき、だいぶバテ気味になる。10:45山の神と水分補給をし、最後のひと登りに入る。

 
2点とも:山伏山頂

11:35気持ちのいい笹原の中の山伏山頂に到着した。遠くに富士山がうっすらと見えている。南アルプスの白い峰々も見えた。


冠雪した赤石岳・荒川三山。右手に布引岳と笊ヶ岳

GWなのに登山者は意外にも少ないなと思っていたら、やがて次々に家族連れやパーティが山頂にやってきて、たちまち賑やかになった。そんな彼らより先にいい場所を確保しようと、山の神とともに快適そうな一角にレジャーシートを広げた。今日の昼メシは、お湯を沸かしてのカップラーメン。山頂で食べるものは何でもおいしい!

 下山後は、鄙びた梅ヶ島温泉へ

12:32山頂を後にする。笹原の中の木道をたどり、元来た道を下っていく。山頂の寒暖計は17℃を指していたが、下界は25℃くらいはあるだろうか。明らかに気温が上昇していくのを肌で感じながら、汗だくになって登山道を引き返した。蓬峠で一服したのち、一気呵成に下って14:25駐車場に戻った。

下山後は、山の神とともに今回の山行のごほうび(?)の温泉へ向かう。山間に細長く伸びた梅ヶ島温泉街、さすがにGWだけあって、行楽客で殷賑を極めていた。ゆっくりと湯を堪能し、翌5月6日家路についた。

Part1十枚山に戻る


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 十枚山・山伏Part1 | トップ | お花見日和は? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山行~南アルプスとその周辺」カテゴリの最新記事