目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

那須 八幡園地スノーシュー

2017-02-19 | 山行~スノーシュー

八幡(やはた)園地 標高 約1000m 栃木県

2017年2月11日(土・祝) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 11:00那須高原自然の家駐車場11:30--11:40中央展望台(昼食)12:02--(外周をたどる)--四阿--つつじ吊橋13:07--13:27自然の家駐車場

当初の計画では、那須温泉ファミリースキー場に車を停め、峠の茶屋までスノーシューで歩くつもりだったのだが、10:00くらいに彼の地に到着すると、すでに満車。しかも路肩までも埋めつくされている。暗くて厚い雲がたれこめていて、帰れといわんばかりに雪が降っている。自宅を出たのが5:47と遅かったせいもあるが、こんなに混んでいるとは。天気も今いちだから、やめるかと山を下り、とりあえずビジターセンターに向かうことにした。

すぐにビジターセンターを見つけ、建物のなかでぬくぬくとしていた。たしかこの近所でもスノーシューで歩けるコースがあるはずと、センター内の地図を眺めていると、スタッフがおもむろに近づいてきて、ここも、こっちも歩けますと2,3コースを教えてくれた。親切にもガイドマップも渡してくれる。その中からネットで読んだ記憶のある八幡園地に行こうと即決した。雪も止んで、先ほどまでの盛り下がった気分はどこかに吹き飛んでいた。

 
左:那須高原自然の家の駐車場 右:自然の家のトイレ前にあった八幡園地の案内板

11:00那須高原自然の家に移動し、さっそく準備。目の前には冬季でも使用可能なトイレがある。スノーシューを装着し、八幡園地の地図を頭に叩き込んで山の神とともに出発した。

 
左:案内板の前でスノーシュー装着 右:昼食をとった中央展望台

まずは道路沿いの道を進むが、踏み跡はまったくない。こんなにきれいに整備されているのに誰も歩いていないのは不思議だ。告知不足? それからほんの10分ほどで中央展望台に着いてしまった。出発当初からすでに腹が減っていて、展望台に着いたらごはんにしようと言って、気合を入れて歩いたのはたしかだが、あまりにも早すぎるし、あっけなかった。

まっいいかと、冷たい風がビュービュー吹いているなか、早々に昼食をとった。


中央展望台からの眺め。茶臼のほうはガッツリ雲に覆われ雪が降り続いていたようだが、下界は好天

中央展望台というだけあって、見晴らしはいい。後ろ(山側)を振り返ると、先ほどのどんよりした雲が相変わらず垂れ込めているのに、前方は嘘のように青空が広がっていた。

 
左:コースは踏み跡なし 右:木陰と小動物の足跡がアートをつくる

12:02展望台を後にし、まっさらの雪の上を山の神と進んでいく。時折小動物の足跡が登山道を横切っているのを見かけた。

 
左:小川を渡る 右:開けた場所に出た

コースはどんどん下っていくので、帰りが大変じゃないかと言いつつも、森のお散歩は快適だ。相も変わらずビュービュー吹き付ける風さえなければ最高なのだが。そのうち小川が出てきた。川沿いを少し歩き、橋を渡る。この辺りからつぼ足の踏み跡が出てくる。けっこうな積雪があるから、かなり無理して歩いている。

四阿を越えて、園地の外周をぐるりとたどる。やがてスカっと開けた場所に出た。

 
左:吊橋近くに来ると踏み跡が多い 右:誰かがつくった雪だるまの頭にちょんまげをつけた山の神

踏み跡が格段に増えた。つつじ吊橋とセットでここまで来ているのだろう。家族連れも来るのか、雪だるまがあった。目や眉毛、口が付けられていて、さらには手を模した枝がそれらしく突き刺さっている。そこへ落ちていた松葉を拾ってすかさず頭にちょんまげよろしく飾ったのは山の神。へへへ。

すぐに吊橋への分岐が出てきて、車道からも見えるその大きな姿が目の前に現れた。


強風が吹き荒れていたつつじ吊橋

吊橋上には強風のせいかまったく雪がなかった。スノーシューを脱いで、向こう側へ渡る。途中足元に広がる谷がまる見えになる箇所があって、足元からぞわぞわ感が這い登ってくる。怖すぎるぞ、これ! 山の神も同じことを言い、再び戻る際にも繰り返しこのぞわぞわに襲われた。

 
左:吊橋横にあった吹流しは強風でズタズタに 右:自然の家に向かう道は10mくらい踏み跡なし

再びスノーシューを装着し、13:07自然の家に向けて歩き出した。誰も歩いていないふかふかの雪を10mくらい歩く。自然の家からこちらへ歩いてきている人がまったくいないのだ。

20分ほどで自然の家駐車場に到着した。子どもたちがレクリエーションをまさに始めるところでにぎやかだった。ここの施設はこういう使われ方をしているんだね。山の神と私は、宿に行くにはまだ早すぎるなと道の駅へと向かった。

那須 平成の森スノーシューへ続く
那須 SHOZO CAFEで一服へ飛ぶ


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