草津国際スキー場 2018年1月6日撮影
今日は、びっくりした。草津本白根(もとしらね)山が噴火したニュースだ。ちょうど昨晩、草津でスノーシューをしたときの写真を整理していたところだったからなおさらだった。ちなみに草津国際スキー場をベースに歩いた氷谷コースと常布滝コース。後日アップします。
そもそも山の神と私がそこへ行ったのは、草津温泉が目当てだった。昨年末は転職をしたこともあり、思うように休みがとれず、1月の3連休で近場の温泉に行こうといって決めたのだった。まずは宿を押さえ、しばらくしてから草津でスノーシューで歩けるところはないかとWebと昭文社の山地図で探した。今回は腰痛が長引いていたこともあり、スキー場で滑ることは早々に断念し、その代わりにスノーシューメインとしたのだった。そのとき最新地図を見て、そうだ火山性地震が続いて、白根山は2Km圏内が警戒域に入っているのだったと思い出した。Webでチェックしていたときは、お釜へ行こうと思っていたのだけれども、即それはヤバいと撤回した。
なにせ大正15年の冬に起きた十勝岳噴火を小説で描いた三浦綾子『泥流地帯』を読んでいた。小説では、噴火とともに積もった雪が瞬く間に解け、泥流となって人も家屋も飲み込み、富良野や美瑛を壊滅させた。20年前くらいに美瑛のペンションに泊まったとき、オーナーのおじいさんから小説以上に恐ろしいリアルな話を聞かされたことも思い出していた。
そんな体験もあって、山の神とは、万が一噴火したときに2Km圏内にいたら、まず助からないだろうと話していた。まさか本当に噴火するとは。被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。
蛇足ながら、ほかに、山の神と冬に行くとヤバいのではないか、絶対避けるべきではないかと話していた場所がある。それはZ王。あそこもいつ噴火してもおかしくないと思う。あくまでも私見だが。
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泥流地帯 (新潮文庫) |
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