目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

スイセンピーク・嵯峨山

2011-01-29 | 山行~三浦・房総

001img_3125 スイセンピーク 標高 300m 
嵯峨山 315.5m 
千葉県

2010年1月24日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 
9:45小保田上部の駐車スペース9:55--(郡界尾根分岐)--10:30スイセンピーク--10:40嵯峨山--(釜ノ台農道)--(郡界尾根分岐)--11:30駐車場

 

スイセンピークは鋸南町と富津市の境に位置する小ピークだ。1月は日本水仙が咲き乱れており、ハイカーや登山者が近県から押し寄せてくる。麓の鋸南町では例年水仙まつりを実施しており、町中がにぎわいを見せている。

山の神と私は水仙の芳香を求めて、そして春の訪れを身近に感じようと、房総へと足を向けたのだった。

 

                         

2時間弱のお散歩コースだから、自宅をゆっくりめに出発した。海ほたるでの余裕のコーヒータイムを経て、富津館山道路に入り、鋸南保田ICで下りる。小保田(こぼた)から左折して林道を進んでいくと、右手に駐車スペースが現れた。ハイカー用の駐車場なのだろう。もう何台も車は停められていて、この時期の人気の高さを示す。かたわらには簡易トイレが置かれていた。

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左:6~7台くらいの駐車スペース 右:歩き始めは、里山の風景

9:55スイセンピークに向けて出発する。目の前にはほのぼのとした里山の風景が広がる。すぐに細い道になるが、さっそく水仙の群落があって、目を楽しませてくれる。

03img_3128_2 水仙畑は続く

登っていくと、水仙畑がこれでもかと登場する。でも中にずかずかと入ることは禁止されているので、残念ながら、お花畑をハイジのように駆け回ることはできない。

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左:地味めの道を登っていく 右:スイセンピーク

水仙のお花畑地帯を過ぎると、暗くて地味な道が続く。郡界尾根の分岐を右にとり、ちょっとした上りを我慢すれば、まもなくスイセンピーク。10:30には早くも頂上に到着してしまった。

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左:スイセンピーク眼下に広がる水仙は、もう終わりかけだった 右:スイセンピークからの眺め

スイセンピークは狭かった。そして思いのほか地味だった。ピークから見下ろすと、下のほうに水仙があったのだが、もう終わりかけの様相で鼻白むだけだ。それに水仙目当ての人が大勢この狭いピークに押しかけて来ているものだから、休息するための適当なスペースがない。隣の嵯峨山で休憩しようと、写真だけ撮ってピークを後にする。

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左:嵯峨山山頂 右:嵯峨山近くの祠

嵯峨山にはスイセンピークから10分ほどで到着。樹林の中で展望もなく、寒いだけなので通過する。ちょっと行くと展望がきいて海が見える絶好の休憩ポイントが見えてきた。でも、ここではなぜか団体のおばちゃまたちが咆哮しており、休憩するには居心地が悪そうだ。近づくにつれ不快感がいや増す。ホント咆哮といっても過言ではない喧しさだった。結局ここも通過を余儀なくされる。

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最後の水仙観賞ポイント

日陰地帯をしばらく下っていくと、陽だまり、そして水仙が咲いているポイントがあった。でも先着グループがいて、休憩スペースはなし。やはり人が多すぎだね。釜ノ台農道に出ると、もう終了ムードが漂ってくる。そのまま車道を歩き、再び登山道に入って急な上りをたどっていくと、往路と合わさる分岐(郡界尾根分岐)に出る。結局休むことなくそのまま歩き続け、11:30駐車場に戻った。

駐車場では、地元の農家の方に声をかけられた。みかんあげるから、持ってきな。もちろん断る理由なんてないから、それはそれは…どうも!といって、手を出してしまいました。ありがとう、おじさん。おいしかったよ。 

帰りはメシがうまいと評判の保田漁協直営のお食事処ばんやに寄ってみたが、だだっ広い駐車場なのにまったく空いていない。場内をぐるぐるめぐっているうちに、後から後から車が数珠繋ぎに入ってきて、もう収拾がつかない混雑だ。空腹に耐えかねて、隣の道の駅きょなんへ移動することにし、そこで昼飯にありつくことができた。食堂和さびで、私は刺身定食(¥1,200)、山の神はまぐろ丼(¥1,200)をいただく。可もなく不可もなく、米はいまいちってところ。ばんやのメシを食べたかったなあ。


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