目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

稲葉香さん「女ひとりドルポ越冬記」

2020-07-04 | マガジン

日本山岳会会報『山』2020年6月号

およそ120年前、単独で初めてチベットに密入国した日本人、河口慧海の足跡をたどって、西ネパールを4度も(今回で5度め)訪れている稲葉香さんの最新レポートが、日本山岳会の会報『山』2020年6月号に「女ひとりドルポ越冬記――極寒の中、122日間の滞在で見たもの、感じたこと」と題して掲載されている。

稲葉さんは、昨年の2019年11月から2020年3月にわたってドルポに滞在した。無雪期の豊かなドルポを見ていた彼女は、冬はどうなのかと興味を募らせて、厳冬期訪問を果たすために周到な準備を重ねていた。冬は交通が途絶するといってもいい土地であることから、必要な物資を事前にデポし、また現地のお寺に滞在許可をとってのドルポ入りだった。

2019年といえば、まさに厳冬期の1月にテレ朝の撮影隊がここを訪れている。それからほぼ1年後に彼女はかの地に入ったことになる。テレ朝とは異なる視点で同じものを見ていることは興味深い。ニサルの冬の大祭、プジャ(法要)、五体投地に向ける彼女の視線には、畏敬の念が込められている。詳細は、上記のリンクから当該ページにアクセス!

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