セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

旅本整理

2010-03-04 | セカンドライフ

気温11度って結構寒い。午後から雨だと言うので部屋の整理の仕事をする事にした。
本箱もいっぱいいっぱいなので前から気になっていたは居た。

父親から幼い時から言われた事が記憶の中に有って作業が捗らない。
父は捨ててはいけない物をいつも口にしていた。

①辞典、辞書の類
②地図
③音楽の楽譜全般

本来なら確かに昔は貴重なものでは有った。そして中身が簡単に変わる物では無く
一生使えるはずの物であるから粗末にしてはいけない・・と言うのが基本。
確かに納得はして来たが③の楽譜以外は事情が変化しつつある。

大きく変化したのは世界地図のソビエト連邦がロシアになったり、古い話だがドイツが東西統合されたり。
日本地図は市町村の合併で地名まで変わり、駅も無くなったり駅名も変わっている。

かつて申し付けられた事はきっちり守り捨てた事が無い。
中学生時代の辞書なんて汚いばかりで使った事が無い。
家が狭い狭いと言わず整理できるのは頑張って見ようと思う。

今日は旅行本を整理に入った。何だかこの旅行本が私を随分楽しませてくれたのだと思うに付け
身を切られる思いでもある。
この旅行本と言うのは、情報が古いと余り役には立たない事が有る。

存在していると思ったお店が消えていて、曲がり角を間違えたり・・・・恨んでいるわけじゃないけど
ある期間が経った物は捨てよう。
本棚から一冊づつ出して居ると未練と言うのでは無いが、旅をした頃の事が甦り懐かしい。

一冊一冊に感謝を込め紐で結わえて捨てる準備をした。三個も出来たが不思議な事に、思い切った割には
本箱が片付いた気がしない。
そうなのね、何でも後生大事に詰め込んでいたって事ね。

これから更に整理に力を入れて頑張って見よう。要らない物を押入れに押し込んで自分は
「物持ちがいいとか、大切にしている」とか思っていたが、ただの自己満足に他ならない。
これは大きな誤解だったって事を気付かされる。

私の持って居る物など、何の価値も無いものだ。出来るだけスッキリした生活を心がけよう。