セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

姉に感謝の誕生日

2010-03-24 | セカンドライフ
朝から冷たい雨が降っている。東京も場所によってはあられも降ったそうだ。
明日には雨、夕方には曇りになると言うが真冬の寒さの一日だった。

3月24日は姉の誕生日。電話をしてみると「そうなのよね、66歳なんて信じられないわ!」と
元気に喜んでいた。
働き者の姉は愚痴も言わず姑の面倒を見たり実家の両親の面倒を見て呉れている。
毎朝5時に起きて先ず実家に行き世話をしてくれる。

「何時もご苦労さま。有難うね、体調無理しないでね。」と言うと「2月の頃は寒かったけど
今は暖かくなったから大丈夫よ。それにね私、両親が丈夫な身体に生んでくれたからか結構
疲れ知らずなのよ」と屈託なく言う。有難い事で頭が下がる。

「来週は私も行くのでみんなでお昼食べようね。」と約束して電話を切った。
兄が後を継いでいるがどうしても仕事が忙しくて手が回らない様だ。
姉が兄に昼間の事は指図して帰って来るそうで、兄も少し介護の真似事をしている様で良かった。
そして又夜遅く寝る前の様子を見に行って呉れている。私にはとても出来ない事だ。

何か姉に日頃の感謝をしたいと思ったが4月10日に瀬戸内寂聴さんの講演に行きたいと、
たっての希望なのでそれをプレゼントする事にした。

そう言えば昨年はチケットを取っておいたのに、台風のお陰で上京出来なかったのだ。
何とか今回は聴かせて上げたい。
何故か姉と行動するとアクシデントが多く「サンクストリップ」(私が勝手に命名の感謝旅行)
も無事に終わった事が無く昨年初めて二泊三日を楽しめた。

何時もお姑さんが熱を出したり、台風並みの天候だったりで全日楽しめない。
それでも、僅かな時間でも姉が喜んで呉れればと思うばかり。
私の両親も高齢なので何時何が起こっても慌てない様に覚悟はしている。
自分の親と言うものはこれで良いと言う年齢が無い。

少しでも何か楽しい思いをして欲しいと願っている。
そして姉にも本当に有難う!