セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

有りがたきかな友達

2010-09-06 | セカンドライフ
午前中に岩手の友達からパワフルなお声で電話を頂いた。
「はーいアミー、元気ー!。」声を聞いただけでシャントしてしまう程の強い個性のある女性。
父の事で元気を無くしているのではないかとご機嫌伺いのお気遣いの電話だった。

思いがけなくて、うるっとしてしまった。
「どなたでも親との別れを経験するのになかなか立ち直れない私って女々しいかしら?」と
問う私に「そんな事無いわよー。親が亡くなって涙が出ない方が変なんだから。
3年も経てば落着くわよー」とげきを飛ばしてくれた。
共通の友達も先の真冬にお父上を亡くされたので「今度2人慰め会して上げるからー」と。

元々パワーの有るI子ちゃん、背中をパーンと叩かれた気がして目がさめる思いだ。
政治はちゃんと首相を選ばないと日本は駄目になるよーと吐きだす様に訴えていた。
そうね、なる様になると思っていたけど確かに危機的な日本の為に、ちゃんと国民が
訴えないとね・・・・なんて2時間も話してしまった。

「有難いなー元気になったぞ」と思っていると古い友達からメール、「ホテル手配しましたよ」と。

彼女から涼しくなったら何処かへ行きたいね、と電話を頂いた時「私ね、今何処かへ
出かけたくない気分なの。出かけるなら実家に帰りたい」と言うと
「分った、じゃ鴨川に宿を取るから実家に行ってゆっくりして、夜合流しましょう」と言うのだ。

「鴨川の友達に電話したら、『その日はお祭りだからお寿司を食べにいらっしゃい』と
言ってたわよ。他の仲間も呼んでおくって」と・・・・。

いつ迄も傷心でいるわけにもいかないけど、友達は既に皆ご両親との悲しい別れを経験している。
ちゃんと立ち直っている。
私はもう少し時間がかかるだけなんだと思うけど、少しでも元気をくれようとする気持ちが伝わる。
有難い事だ。

私はそんな心遣いを皆にして来ただろうか?友達の偉さに敬意を表します。有難う!。