鴨川市・里山秋祭り

　　鴨川市は太平洋に隣する漁港、海岸線、漁港等、海の幸に恵まれている。
その奥に細長い平地が広がる、長狭ナガサ平野と呼ばれ、江戸時代からお米の美味しい産地として知られていた。ブランドとして長狭米コシヒカリはつとに有名な産地。中でも特別甘くて美味しいコシヒカリの産地もある。他がまずいと言うわけではないが、お水の流れによって多少の味が変わると言う。
長狭平野の奥に入ると大山千枚田と言う棚田で有名な田んぼが有る。
丁度車で通りかかった際には、棚田の観光に大型バスが４台も乗り付けていた。房州旅行の観光コースにも入っているのだと感心と言うか嬉しい気分になった。

現役時代の男性はリタイア後は農業をしたいと、１年位あちら事らを巡り探し当てたのが、この長狭地区の千枚田付近だった。現役時代も土日、休日には、東京から、準備に通い、今は住み着いてお米作りを楽しんで居ると言う風の便りが入った。

　たわわに実った農作業の成果の景色

稲刈りの終了後　HPより拝借　

　丁度、里山では秋まつりがあちらでもこちらでも盛んだ。収穫の喜びの秋まつり、笛や太鼓の音を聞くだけでも、心が弾む。私は知らなかったけれど、古くから流鏑馬ヤブサメも行われていたそうだ。地元の友達は誰でも知っている事だと言う。身を清め厳かな儀式だと。「見て行く？」と言われたが、人出が多く交通規制も行われているので、早く通り過ぎようと思った。歴史の儀式の為に改めて来たいとは思った。本心は残念な思いが残った。　

　　　　　　　　　　天候に恵まれ良いお祭り日より