セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

4人の新年会

2010-01-21 | セカンドライフ
春の陽気の3日目、天気予報は見事に当たった。
「昼間は18度位、夕方から夜にかけて又真冬の寒さに戻ります。
夜のお帰りの方は暖かくしてお出かけ下さい」

18度も有る気温がまさか…とは思ったが、又風邪引くのも嫌だし暖かい洋服を身に付けて
出かけた。
果たして、夜9時に駅から家に向かって歩いて来ると、真冬の冷たい風が体当たりして来た。
向かい風だから気を抜くと飛ばされそうなので、必死に背を丸くして家路に着いた。

天気予報士と言うのは偉い!と思う。晴れ曇り雨程度ならまだしも、17度18度と1度の違いまでも
正確に当てるんだもの。どうして昨日と今日で1度違い「夕方から風が強く吹き、
気温は9度になるでしょう」

お見事!としか言いようがない。今夜はぴったりおっしゃる通りでしたよ。

新年会は高校時代の仲間4人。クラスメートでは無いが、久し振りの逢う瀬に順番を決め
なければならない程お喋りが盛上り笑いに笑えましたネ。このグループの魅力はテンポの良い会話?

3人はバスケット部、私だけがバレーボール部。3人はバスケが大好きで、今も記憶に
有るのは太ももがパーンとかたく盛上っていた事。
トレーニングの賜物だが眩しい位美しい筋肉が付いていた。
私は殆ど筋肉と言う物が付いた記憶がない。

同じ様に毎日練習に明け暮れていたのだが・・・多分鍛え方、鍛える部分が違うんだろうな、
なんて乙女(私!)は羨望に近いものを感じていた。

しかし皆美しく奇麗で45年経っても女学生に一寸きな粉を振りかけた程度(これって何?)
にしか変わっていないのは素敵。

今日、驚いたのは、私の性格の事を「おっとり、のんびりしている」と昔から思っていたと
口を揃えて言うのだ。
私は顔つきもきついし、善し悪しもはっきりして主張もストレートと、自負しているし、
家族や職場では皆から怖いと言われていたと思う。

高校時代から印象が変わらないと言われ、びっくりである。
自分は物言いもはっきりしていると思っていたのにと言うと、彼女達は「いやーそんな事無い」と
笑うので余程食い違いが有るのでは、と思った。

だから悲しいなんて物じゃなく第三者の目と自覚の違いに驚いた。
今度、身近な友達に改めて聞いてみなくちゃ。

5時間程食事とお喋りを楽しみ、カラオケを2時間半そして夕食をして別れたが、
皆歌が素晴らしく上手くてこれ又驚き。
ジャンルも何でもこなすし、ヤングの歌から50年前の歌まで・・・すっかり感心してしまった。

スポーツ選手って肺活量も有るせいか歌上手が多い。
今日の仲間は健康的で未だに部活でもやっていそうな歌上手の仲間。
別れた後も満足感が残り気分良く帰宅した。

そして一番元気なM子は手芸が好きとかで、手先の器用な事は自慢の様だ。普通は老眼になり
細かい事はさっぱりやりたくない年齢なのに、3人にストラップとキーホルダーの手作り品を
プレゼントしてくれた。

良く見ると細かい細かい。丁寧にしっかり仕上げて有り「幾らでも作ってあげる」なんて
事もなげに言ってのける。

こんなプレゼント私も1度でもいいから作って見たいものだ。全く出来ないが・・・。
再会を約束。

                   

4月の陽気

2010-01-20 | セカンドライフ
朝から暖かい。縮こまっている身体を、久し振りに散歩で伸ばして来よう。
気温は17度になると先日来、言われていたので楽しみで今日だけ春待つ気分だった。

隣の駅まで歩くと(私の足で)約1時間。
厚手のコートを脱ぎジャケットを引っ掛け出かけた。
「う~ん、らんらん」と鼻歌でも唄いたい様な気分。

出かける前に畑を覗くとやはりお花も暖かい日差しを喜んでか花を開いている。
少し早足で歩くと汗ばむ感じなのでゆっくり歩いた。往復2時間。

随分久しぶりで明るい気分。雪国の友等は本当の春が来るまではじっと我慢だとか。
自分で選んで生まれて来た土地では無くても、小さな頃から「そんなものだ」と思い込み
「別の場所に引っ越そう」なんて気分でも無いそうだから偉いものだ。

そして暖かい所で働いて定年になると帰郷して行く友も何人かいたが、嬉々として帰って行った。
「やっぱり生まれ育った所が一番!」とそれぞれ口を揃えて言う。
寒さも暑さも十分納得の上、そして色々有ると言いながら満足なんだそうだ。

気温よりも環境が馴染んでいるのが一番なのね。
それぞれに幸せな人生を送っているのだから、その選択は正解と言える。

私はきっと身体が東京の空気に馴染んでしまったのみたいだ。
今の住宅が終の棲家となるだろう・・・・

明日は少し気温も上がるが明後日は寒い冬に戻るらしい。
風邪を引かない様に気を付けなくちゃ。
明日はJR品川駅近くのホテルで新年会。女性4人で賑やかに盛り上りそう。皆還暦過ぎ。

                           
天気予報で小田原城の画面が写り、「春告げ草」の梅がきれいに開いていた。

房なりトマト

2010-01-19 | セカンドライフ
朝から連日の冬晴れ。気温は昨日より5度も高い13度。
とても暖かく感じ用事がフットワーク軽く捗る。

掛り付けのクリニックも患者さんが少なく早めに終わった。
昨年のインフルエンザ騒ぎの時分は、外に迄はみ出した診察待ちの人達が大騒ぎだった。
当初マスクをしていた私(感染防止の為)は白目で見られたがすっかり落ち着いてホッとした。

郵便局、銀行等溜めていた用事も済み気分も快調。
出かけたついでにスーパーマーケットに寄り少し買物をした。
その中で嬉しかったのは前回買って食べたら新鮮で美味しかったので気になっていたが、
今日も山に積んであったので直ぐ様買物かごへ。
余りにも可愛く見えて、房から切り落とすのが残念でぱちっと写した。

姫トマトと路地トマト(中)の間位のサイズ。まあ私の口で言えばさすが一口で放り込むには
無理が有るかな?
本当はガブッと行きたいものだが・・・・・・(#^.^#)

香りよし宮崎県産、房なりトマトで有る。これで¥300。
袋には「情熱!農産物」と印刷されていた。県をあげての取り組みなのかしら東国原知事?
頑張ってますね。

JAL株主優待券

2010-01-18 | セカンドライフ
冬晴れだが冷え冷えして身体がちぢ込んでいる。風に当たっただけでブルブル~としてしまう。
しかし豪雪に耐えている方が多く居るのだからこんな事言ってはならない・・・ケド。
サラリーマンの頃は月曜日と言うのはブルーマンデーなんて一寸疲れる1日では有ったが
今はフリーで寒いから予定も無いし出かけるのはよそうなんて事言っていられるだけ贅沢な事ね。

明日から3日間春の陽気になると言うから身体を伸び伸びさせよう。
日本航空の経営問題が表に出てから久しい。
実際3年で黒字転換出来るのだろうか?1万人以上のリストラと言われるが経営上運営上
端末の社員は真面目に仕事を遂行している。いつも弱い所へしわ寄せが行く。

上層部の責任が問われるのは最後の最後。こんな処理がいつも私の懸念材料。
成果の出せない報酬を1千万以上所得の高給役員から整理する事が固定費の軽減につながる。
巨大企業は一概に言えない事が多々あるので、リストラする天下り人間、子会社等々早急な対策は可能なのか?。

ここ話題になっていたのは株券。今日の取引では既に一株5円になっているのでこの次元では紙切れ。
10年前は4~500円だったから泣いても泣ききれない株主さん達。
配当と優待券が目的で株主になる人(一般個人投資家)が多いがそれさえも泡と消えそうで
気の毒この上ない。

例えば今日の東証株価を見ると4億5千2百万株の売買が成立している。
何を考えての事か、思惑が有るのか@5円の株を買う人も居る不思議。

売買はリスクを十分覚悟しながら株主になるのだが半官半民と言われた、日本の象徴の様に
言われた日本航空の経営陣には責任が大きい。
当時最低千株買うと¥500,000.-だった物が今日時点¥5、000手数料にもならない。
詐欺に近い経営の在り方。

そしてオークションなどを覗くとバッタ屋の様な投げ売り、しかし思う金額では成立しにくい。
それはこれを買っても期日までに使用できるのだろうか?と不安が付きまとうから。
配当は当然¥0、飛行機で旅する気分でも無いし、個人株主さん達のリスクは余りにも
酷い結果になっており同情のしようも無い。

今後のJALの経営と言っても飛行機はANAの方へ乗客は流れているし、それでも乗る人は
ポイントを使ったり、優待券を使ったり、マイレージを消化するするお客が殺到しかねない。
機内は乗客で埋まっても・・・・・・う~ん対処は遅過ぎじゃない?

今や外国でもANAが運んで呉れるし・・・・
川柳で 株主が優待券で鶴折るJAL機内 なんていう笑えない冗談も有った。

それにしても今日の取引所で4億5千2百万株動いたが買い取った証券の目的が気になる。
多分今出回っている優待券が最後になるのではと思うが、所持されている方達どうすればいいの?。

小林繁氏逝去

2010-01-17 | セカンドライフ
相変わらず冬晴で気温の低い乾燥した毎日が続いている。
外に出たくない気分が続いている。
これがいいと満足しているわけでは無く横着者の自分を嫌にはなっている。
風邪を引くよりいいかーなんて言い訳にならない言い訳をぶつぶつ言っている。

日常忘れていた事だが思い出すと未だに後味の悪さの残っている事に
突然の小林―江川トレードの問題が思い出された。
小林繁氏(57)の突然の訃報に驚いた。

30年も前の事なのに衝撃でしたね―。
巨人のエースとして実力も人気もあった小林繁投手が大好きだった。
スレンダーで精悍で歌が上手でタレント張りの良い男だった。
身体に特製のバネを潜ませているのではないかと思える投球。

空白の1日と言われたトレード事件。何が何だか分からなかった。
彼もキャンプに向かう羽田で「阪神に行ってくれ」と言われてパニックだったそうだ。
さもありなん、ファンが日本一多い巨人軍大好きな国民皆が、はとまめ状態だったし
又、巨人軍の余りにも理不尽な思いにかたまってしまった。

江川投手は作新学院、甲子園の高校野球で当時から注目される名投手で
巨人入りを熱望し叶わず大学へ進学し4年間を待ってドラフトで阪神入りが
決まってしまった状態。

ごり押しをしてまで、違反にすれすれの手を使い江川巨人をもぎとったのだ。
小林、江川氏共に素晴らしい投手では有ったが手法に納得いかない巨人ファンが
ドンビキの事件でも有り、私も読売新聞を読むのさえ抵抗が有った。

小林氏は1度も愚痴や泣き言も言わず、理不尽な方針に従い「頑張る」としか言わなかった。
江川氏の人気、活躍で巨人も其の侭何も無かった様に強いGを続けた。

しかし両氏とも何一つ罪を犯したのでもないのに、一物を抱えたまま時が流れた。
長島当時監督でさえ「小林に悪い事をしたと思う」と言う位だから、そのご当人は如何ばかりの思いだったか。ファンとしても複雑な思いを暫くは抱き続けた。

そして57歳の若さで心不全で急逝してしまった。
法に触れない?すれすれの部分で人生を翻弄された名投手ダンディー小林に冥福を祈る。
最後まで素敵でした。

今季から日本ハムの一軍投手コーチをする予定だったと。
ダルビッシュ投手も願っても無い最高の機会を逃し残念だった事だろう。