赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

北朝鮮が関わる様々な問題 

2023-12-23 00:00:00 | 政治見解



北朝鮮が関わる様々な問題:231223報


北朝鮮という国ほど現代日本人に理解できない国はないでしょう。

第二次世界大戦後に日本人が北朝鮮をつくったという説を唱える人もあれば、いや旧ソ連によってつくられた国家という人もおります。

いずれにせよ、北朝鮮は、金一族による独裁国家で、恐怖政治が行われ、脱北者が絶えず、政権の批判をすると捕らえられ、民衆は貧しく、日々の食糧にも事欠いている国家であり、日本に向けてミサイルを発射して脅しをかける、日本に工作員を送り込み、あるいは、日本国民の拉致を繰り返していたとんでもない国であることは、間違いない事実だと思います。 

今日は、メディアでは絶対に語られない現代北朝鮮について国際政治学者にお伺いしました。


外交の縮小

現在、北朝鮮が各地で対外交流を次々に閉鎖しています。

ウガンダでは10月23日に北朝鮮大使が大統領にお別れの挨拶をしました。さらにアンゴラでも10月27日に北朝鮮の大使が大統領にお別れの挨拶をしています。また、チャイナの外交部は11月1日に北朝鮮が香港総領事館の閉鎖を決めたとことも明らかにしているのです。加えてスペインでも北朝鮮大使館の撤収を知らせるというニュースが10月26日に発表されました。

この状況は北朝鮮の力が明らかに衰微しているということです。すなわち英国守旧派の力の衰微ということにも関連していますけど、もう一つは北朝鮮が第3世界のいろんな国にネットワークを張らなくても、チャイナとロシアに頼っていけば大丈夫だということを見切って外交官関係の経費を節減するということでもあるのでしょう。

また、第3世界の国の大使館を使って北朝鮮というのは、違法的金儲けを随分とやっていたのではないかと思います。外交官には特権がありますから、そこに麻薬や覚醒剤の類を持ち込んだり、明らかになっている点としては、北朝鮮の先進国のメーカーで安く作った煙草を盗んできたりして本物の偽物を国内で作って外国に持っていって販売しているのです。

元々の工場は同じですから、ある意味で本物の偽物という言い方もできると思いますけど、そのようなことを平気でやっていました。つまり密輸とかで不正に外貨を稼いでいても、なかなかうまくいかなくなってしまったということもあるようです。

しかし、ハマスというのは北朝鮮と仲良しだということもわかっています。北朝鮮が輸出した武器をイラン経由で輸入して使っていたということをお話ししましたが、彼らのやることも似ているのです。すなわち、地下道を掘って他国を侵略したり、拉致問題を起こしたりしています。今回も大量に人間をイスラエルから誘拐していきました。

北朝鮮も南朝鮮(韓国)に向かってトンネルを掘って、侵略しようということを過去にやっています。トンネルを掘ったり、拉致をやったりと、やることが似ているのです。北朝鮮というのは大きくなったハマスに対して、ハマスは小さくなった北朝鮮とも言えるような存在であります。しかし、彼らの力が衰えてきているというのも事実だと思っているのです。ヨーロッパの国の中では北朝鮮と正式な外交関係を持っている国も多く、イギリスもそのうちの一つです。


北朝鮮と統一教会

日本で統一教会というのが追い詰められて本当に結構なことだと思っており、私自身も解散を叫んでいます。本当に旧統一教会を潰して、社会的な活動ができないようにするのが正しいと思うくらいです。旧統一教会の諸々の悪役非道行為が暴かれてきたのは大変良いことですが、彼らも北朝鮮と繋がっている存在であります。

かつて共産主義は敵だと言っていたのが、ちょうど冷戦が終わる前後から北朝鮮と表裏一体のような組織になってきました。ここがイギリスの守旧派が北朝鮮と繋がっているということで、そもそも韓国の極端な反共主義団体であった統一教会が日本にデビューしたと言いますか、新興宗教団体として入ってきたのです。

その当時は北朝鮮と親しくはなかったのですが、その間をコントロールしていたのがイギリスだと言われています。これは反共産のために日本も統一教会を受け入れろと言ってきたというアメリカ説もあるのですが、その背後にいたのはイギリスということがわかってきました。イギリスが日本を撹乱するために、韓国のカルト集団を使ったということです。

韓国人も日本を分裂して、日本人に対して威張りたいと思っているのですが、それを普通にやろうと思っても達成できません。そこで反共主義というバネを使えば、相当無理なこともできると考えたのです。朴正煕の政権ときに政府もお金を出してバックアップもやって、それで日本に入ってきて日本人にも頭を下げさせ、日本の上に韓国人が立つためだけにこのカルト思想を利用してきました。それによって日本を撹乱する勢力の背後にいたのがイギリスの守旧派だというのもわかってきています。そういった図式となっているのです。

これがある限り、日韓も仲良くなれません。とにかく日本の天皇に頭を下げさせるというのが統一教会の目的の一つであり、それで日本人全体を奴隷化しようというカルト思想です。これが日本に保守の顔をして入ってきて、でかい面をしていました。そこに自民党の腐敗ということもあり、ある意味で抱き込まれてしまったのですが、その背後にはイギリス守旧派の日本支配の謀略もあったということです。今はそれが北朝鮮の方と結びついてしまっているということですから、これを叩き出すのに絶好のチャンスということになりました。これも英国守旧派の力が落ちているということの一つの表れであると、私は見ています。



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