4月の染色のお稽古は、スプラッシュ染に挑戦した。
もう7~8年前になると思うが、
吹雪染が簡単に出来る助剤と技法が、染織雑誌「染織α」に掲載されていた。
それまでは、スプレーガンかブラシで弾き落とす方法で染められていたが、
スプレーガンは高価だし、
ブラシでは、均一の大きさの吹雪に染めるには、高度な技術が必要だった。
紹介されていたのは、スプラッシュ液と注射器を使う方法で、
簡単で、面白い模様ができ、その頃は気に入って良く染めていたが、
6年ぶりぐらいかな?
生徒さんからのリクエストも有り、久しぶりに染める事にした。
シルクのスプラッシュ染は
酸性染料で引き染めをした布の上に、
スプラッシュ液を入れた注射器で噴霧するだけ
難しかった吹雪染が、いとも簡単に染められる。
スプラッシュ液に色を加えたり、注射針の太さを変えたり、
噴霧する速度を変えたり、
工夫次第で、色々な模様が出来るのも面白い!
今回、生徒さんは始めて染めるので、
戸惑いながら染めていたが、
それでも、永年染色を勉強しているので、理解も早い!
それぞれの個性がはっきり出た素敵な作品が出来上がった。
HMさんの作品
HYさんの作品
MNさんの作品
私も3点仕上げた。
スプラッシュの筆書き染
スプラッシュの線描き染め
これは失敗したのだが、色がきれいので