先日、妹から「バベルの塔展に行って来た。面白かったよ」…と、メールが届いた。
大阪で開催されているとTVで紹介されているのを目にしたことがあったが、
さほど、興味がなかったのだが…
調べて見ると、24年ぶりの来日だそうで、
今回見逃すと、次回は24年後かも???…
自分の今の歳に加えると、到底次回は無理だ。
観ておかなくちゃ、後悔する…と、重い腰を上げた。
会場は中之島の、国立国際美術館
期間は今月の15日まで。
連休は混雑が予想されたので、連休明けの10日に、
私と同じ、年金暮らしで、時間を持て余している友人(失礼
)に声をかけ、
連れて行ってもらった。
(私、何度行っても、地図の読めない方向オンチ
)
朝10時に待ち合わせ、福島駅から南に徒歩で10分で到着![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/31/2a476ee92da9e028edab71e8cc758a1f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4e/ea09f5ada4c9b1df36fad5c6b9f15ef6.jpg)
まだ人数は少なく、待ち時間なくチケットが買えた。
観覧料 1500円
地下に降りて行き、最初に目にするのは、木彫作品
作者不明だが、アウグスティンスをモチーフにした人物像
大きくはないが、ひげを生やした風格のある姿や
衣のひだの柔らかさや、手に持っている分厚い本のリアルさに
驚かされる。
古い作品だが綺麗で、木彫ならではの温か味が感じられる。
宗教画も、当然修復されているのだろうが、
500年も昔に描かれたものとは思えないほど
色が綺麗だった。
字が読めない人のために描かれた絵画には、
物語があり、音声ガイドを聴きながら見ると、
絵に隠された教えがよくわかる。
お目当のバブルの塔は会場の1番奥
ここだけは、15分ほど並んで待った。
思ったほど大きくない絵画で、
その、緻密さ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
驚異だね。
なんと説明すればいいのか?
さほど大きくないキャンバスの中に
凝縮された世界があり、
そこに米粒程の人物が1400人ほど描かれていて、
その人たちは、確かにここで動き、働いている。
その一瞬を切り取ったようにリアルだ。
一人一人の動きを確かめながら見るのも大変だが、
これを描いたのだから…
画家の狂気に近い気迫に圧倒される。
絵の前では、ゆっくり止まって観る事は出来ないのだが、
3倍に拡大された複製画も展示されていて、
こちらで観ると、人物の動きがよくわかるので、
おすすめです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
バブルの塔とは、
旧聖書の物語である。
昔、人々は同じ言葉を使い
レンガを作り、アスファルトを作った。
天まで届く塔を作って有名になろうと、
建設をはじめる。
しかしその野望が神の怒りを買い、
お互いの言語をバラバラにされ、
意思疎通ができなくしてしまう。
人々は全地に散らばって行き、
ついに塔は完成しなかった。
この物語は、人間の傲慢さを戒めたのだと言われている。
ブリューゲルは、その物語をモチーフに、
壮大なスケールと、驚異の想像力で描いている。
大阪で開催されているとTVで紹介されているのを目にしたことがあったが、
さほど、興味がなかったのだが…
調べて見ると、24年ぶりの来日だそうで、
今回見逃すと、次回は24年後かも???…
自分の今の歳に加えると、到底次回は無理だ。
観ておかなくちゃ、後悔する…と、重い腰を上げた。
会場は中之島の、国立国際美術館
期間は今月の15日まで。
連休は混雑が予想されたので、連休明けの10日に、
私と同じ、年金暮らしで、時間を持て余している友人(失礼
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
連れて行ってもらった。
(私、何度行っても、地図の読めない方向オンチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
朝10時に待ち合わせ、福島駅から南に徒歩で10分で到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/31/2a476ee92da9e028edab71e8cc758a1f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4e/ea09f5ada4c9b1df36fad5c6b9f15ef6.jpg)
まだ人数は少なく、待ち時間なくチケットが買えた。
観覧料 1500円
地下に降りて行き、最初に目にするのは、木彫作品
作者不明だが、アウグスティンスをモチーフにした人物像
大きくはないが、ひげを生やした風格のある姿や
衣のひだの柔らかさや、手に持っている分厚い本のリアルさに
驚かされる。
古い作品だが綺麗で、木彫ならではの温か味が感じられる。
宗教画も、当然修復されているのだろうが、
500年も昔に描かれたものとは思えないほど
色が綺麗だった。
字が読めない人のために描かれた絵画には、
物語があり、音声ガイドを聴きながら見ると、
絵に隠された教えがよくわかる。
お目当のバブルの塔は会場の1番奥
ここだけは、15分ほど並んで待った。
思ったほど大きくない絵画で、
その、緻密さ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
驚異だね。
なんと説明すればいいのか?
さほど大きくないキャンバスの中に
凝縮された世界があり、
そこに米粒程の人物が1400人ほど描かれていて、
その人たちは、確かにここで動き、働いている。
その一瞬を切り取ったようにリアルだ。
一人一人の動きを確かめながら見るのも大変だが、
これを描いたのだから…
画家の狂気に近い気迫に圧倒される。
絵の前では、ゆっくり止まって観る事は出来ないのだが、
3倍に拡大された複製画も展示されていて、
こちらで観ると、人物の動きがよくわかるので、
おすすめです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
バブルの塔とは、
旧聖書の物語である。
昔、人々は同じ言葉を使い
レンガを作り、アスファルトを作った。
天まで届く塔を作って有名になろうと、
建設をはじめる。
しかしその野望が神の怒りを買い、
お互いの言語をバラバラにされ、
意思疎通ができなくしてしまう。
人々は全地に散らばって行き、
ついに塔は完成しなかった。
この物語は、人間の傲慢さを戒めたのだと言われている。
ブリューゲルは、その物語をモチーフに、
壮大なスケールと、驚異の想像力で描いている。