きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

スレン染料の無地染め…

2022-02-03 11:25:00 | 染色
1月が過ぎ、今日は節分👹

コロナ コロナ…で、生活も心も、
奪われている間も、

季節は、
少しづつ前に進んでいるんですね。❤️


✖️✖️絞りのタオルマフラーは、6本絞り終えて
昨日から染色再開。

タオルマフラーを染める前に、

頼まれている生地の染めを、
先に染めることにした。

頼まれたのは、綿ローンの白い生地が5m。


黒に近い濃紺で…との依頼。

染める前に下準備。

綿ローンは汚れも無く、水もよく浸みるので、必要ない気もするが、

市販の布は、糊抜きをした方が安心なので、手間でも省けない。


⭕️糊抜き手順

50〜80°の湯1リットルにWSソープニューを5cc
湯は布の重さの20倍以上。

布300g      湯6〜7リットル
WSソープニュー 30cc〜35cc

布を入れ、10分間かき混ぜる。



その後 液が残らないよう充分湯洗い。

⭕️染色手順

湯は10リットル…ボールでは間に合わないので、
35リットルのステンレスタンクを出した。

染料はスレン染料
布の重さの3〜4%(濃く染める)

ダークブルー  4g
ブラック4g

助剤は スレンソルブ、苛性ソーダー ハイドロ




10分染める。
1度液から出し、水で洗い
この時、色を確かめる。

スレン染料は、
液の中では、実際の色がわからないので、
水洗いして、酸化発色させて
染まっている色が初めて分かる。

難しい染料…

色が思ったよりブルーっぽいので、
ブラックを3g出して、

もう一度10分染めた。

液から出し
水洗いをして、ベランダに干して、
発色させる。

思ったより薄い…気がする。
染料は充分使ったのだが…

納得がいくまで…
もう一度染め重ねることにした。

新しく湯を10リットルに、ブラックを6g
と助剤を用意して、

3度目の染めを15分、火を止めて5分…

5mの布をムラなく染めるのも、
思い通りの色を出すのも、

難しい…。💦




NHKの朝ドラの「美味しくなーれ」のおまじないも、
「あずきの声を聞け!」…も、

染色に通じるところがある…と思う。

布もそれぞれ違うし、
染料もそれぞれ違う…

「きれいに染まれ!」「きれいに染まれ!」

ゆっくり丁寧に心を込めて…が
大事なのかも…

朝から始めて、
1日仕事になった。















コメント
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