きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

久し振りの京都

2023-12-15 15:08:00 | 染色

12月13日
久し振りに京都に行ってきた。

大阪から10時の阪急電車に乗って、烏丸で降りた。
そこから、烏丸通りを下って、
田中直染料店に入った。


ここで、Mさんと待ち合わせ。

染料や生地を買って、
染色技法などを教えてもらい、

重くなった紙袋を下げて、店を出た。

烏丸駅に戻る途中、
ゴッホや浮世絵を模写した西陣織の展示会のポスターを見つけた。

入館料500円、

つまらなくても、悔しい思いをするほどの金額では無い。

入ってみた。

素晴らしい。
忠実に絵画を模写していて…すごい👍









これ、全部西陣織。

今は、AIで全て出来るのかもしれないが…

それでもすごかった。


寄り道して、すっかりお昼を過ぎていたので、
烏丸駅の地下で、昼食を食べた。


昼食後、
急遽、京都の石田先生の工房に寄せてもらうことになった。

もう10年ほど前に、一人で寄せてもらい、
染めを教えて頂いたことがあったが、

すっかり道を忘れてしまっていて…

Mさんに連れて行ってもらった。

突然伺ったのに、快く迎えて頂いた。

先生は、作業の途中で、忙しくしていらしたが…

引き染めの作業の仕方や、
型の置き方…など、
遠慮なく(図々しく)お聞きして…。


佐竹先生が今年1月に亡くなって…
師匠と頼りにし、教えを乞う人が居なくなった。

石田先生は、佐竹先生の展示会にも出品したり、
佐竹先生とは、作家同士の親しいお付き合いをしておられて、

石田先生の展示会にも、
佐竹先生に連れて行ってもらった事があったり…と、

私もよく知ってはいたが、

石田先生は、京都のプロの作家さん…
図々しく馴れ馴れしく、するのは憚れるほど、格が違うのだが…

尋ねたことに、丁寧にアドバイスをして頂いた。

これも、佐竹先生のお陰だと、思う。

帰りに、たくさんの筆を頂いた。


75歳…こんな歳になっても、
まだまだ勉強したいことが、沢山ある。

後10年…と思っていても、

まだ10年もある…
まだまだ、学ぶチャンスはある…と…

20代、30代の頃とおんなじ、
今の自分に満足できない自分が

やっぱり居る。










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