きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

本日は染色教室!

2013-08-19 05:31:54 | 染色

徳島の夏の祭典“阿波踊り”は15日に終演、
12日からの4日間に、阿波の国徳島の“踊る阿呆達”は、
全てのエネルギーをつぎ込んだように踊り狂った。
それを見届け、17日に帰ってくると、
甲子園では球児達が、灼熱の太陽の下で、エネルギーをぶっつけ合い戦っていた。
  

今日は染色教室
お盆の休日中なので来られたのは、HYさんとHMさんの二人だった。
汗をかきながら来られたが、我が家は今日もクーラーが要らない程、海風がよく入る。

HMさんは、先月、レース地を型にして顔料で染めた生地を、Tシャツに縫って来られた。
Tシャツにすると、思っていた以上にステキだ。
レース地の目が細かくて、顔料が詰まり色差しに苦労したが、返って、かすれ具合がいい味になっている。
   
これで、出来上がりと思いきや、
地色の白いTシャツは嫌いなのだと・・・・・
この後、淡いブルーグレーで地染した。
その他、シルクのスカーフと、ブラウスも染めた。

HYさんは、前回染めたテーブルクロスの地色が、思ったより濃く染まってしまったので、
どうしようか?と迷っていたが、形状記憶合金染にすることにした。
グレーの上にピンクのシリヤス染料を染め重ねると、アズキ色になった。
それを形状記憶合金に巻き付け、同系色のバイオレットで染めた。
なかなかシックでいい感じ次回はこの上にバインダーを塗り、水をはじくように加工する。
この色が気に入られ、白いままで着て来られていた、ボレロ風のアームカバーも染められた。
 

お昼は、冷やしうどんを用意した。
先月が冷やしそうめんだったので、麺の太さが変わっただけ・・・・・。
レパートリーが少なくてゴメンナサイ
でも、美味しい!って食べてくれたから、ニコッ!!


二人が帰られてから、私はストールを染めた。

少し地味だったかな
でも、好き

 

 


 

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阿波踊り

2013-08-14 22:40:47 | 田舎日記

エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイヨイ
踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ 損 損

12日から15日まで、故郷徳島は、阿波踊り1色に染まる。
徳島市内の演舞場では、有名連や企業連、大学のサークル連など1000組以上の参加連が、
三味線や鐘、太鼓や笛の奏でる2拍子のリズムに乗って、乱舞する。

阿波踊りは400年の歴史を持つ盆踊りで、
私が子供の頃は、町内の公園や神社の境内に、
小さな子供からお年寄りまでが集まって、小さな踊りの輪が出来、

薄明かりの提灯の光の下を、グルグル回って踊っていた。
もちろん、衣装もバラバラ、振りも見よう見真似でバラバラ

今は全国に知られるようになり、観光客もタレントも来るようになった。
有名連は、衣装や踊りの演出に凝り、ほかの連と競い合って、ショー化している。

最近は、踊りを見に行く機会が無く、もっぱらTVでの見物だ。

ケーブルTVは1日中阿波踊りを放送していて、
それぞれの連の個性的な踊りや衣装は、興味深く、ついつい見てしまう。
男踊りはユーモラスで軽快に、女踊りは艶っぽく上品に踊る。
ただ、見ていて淋しく思ったことが有る。
「ヤットサー ヤットヤット」の掛け声ばかりが、随分多いのだ。

昔は「ぞめき」の軽やかなリズムの中を
艶やかな「よしこの」歌が、ゆったりと流れるように聞こえて来たものだ。
こんな風に
阿波の殿様 蜂須賀様が、今に残せし 阿波踊り

そして、踊り手が掛け声を掛けながら踊る。
ひょうたんばかりが浮きものか 私の心も浮いてきた
踊り踊るなら品よく踊れ 品のよい娘は嫁にとろ
お先の方には負けるなや 私負けるの大嫌い
大谷通れば石ばかり 笹山通れば笹ばかり イノシシ豆食ってホーイホイホイ

それから、こんなのも有った。
1かけ2かけ3かけて 4(し)かけた踊りは止められぬ 
5かけ6かけ7かけて 8(や)っぱり踊りは止められぬ ヤットサー ヤットヤット

時代とともに、阿波踊りも随分変わって行く。
それでも
故郷徳島が活性化するのは良い事だ。

 

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ペルセウス座流星群

2013-08-13 11:28:47 | 田舎日記

3大流星群の一つ、ペルセウス座流星群が
12日の深夜から13日の未明にかけて観察できるとの情報に、
「まだ1度も見た事のない流星を、1度は見てみたい」と思い、12時前に庭に出てみた。
田舎は、大きな建物も無いので、夜空をぐるっと見渡せられる。
ネオンなどの、星の光を邪魔する広告塔も無い。
流星を観察するのには、好条件だ。
最近のスマホには便利な方位が分かるコンパスのアプリがちゃんとある。
アプリで北東を確認して、空を見上げる。
星座には興味が無いので、まったくの無知だが、Wの形のカシオペヤ座は「あれだろう!」と見当を付けた。
そのあたりから放射線に星が流れるそうだ。
目を凝らし、暗い空を見つめていると、不思議な事に星と星をつなぐ線が見えてくる。
大きな空に、悪戯書きをするように、星と星を結んで、勝手に星座を作ったりしながら、
流星を待った。
今夜も、間違いなく熱帯夜だが、夜風は意外なほど涼しい。
夜風に吹かれながら10分余り、良い気持ちだが、
上ばっかり見上げていたので首が痛い。

そのうち気分が悪くなり、諦めて家に戻った。

久しぶりに夜空を見あげて、遠い昔を思い出した。
高校を卒業して、初めて勤めた神戸の会社の寮の屋上で、
友人と二人、寝っころがって星を見ていた。
その時は、星が目当てでは無かったと思うが、日付が変わるのも気付かず、話し込んでいた。
何を話していたのだろうか?
遠い昔の記憶は、そこまで詳細に蘇っては来ないが、
冷たいコンクリートの感触と、暗い空に輝く星がきれいだったのは、覚えている。
田舎を離れて、まだ半年にもならない18歳の私は、
憧れていた都会のまぶしさと、
馴染めない都会での孤独を、胸に抱えていたような気がする。

結局、流星は見られなかった。
願い事は沢山あったが、眠気と歳には勝てなかった。
残念!


 

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秋を探しに!

2013-08-09 11:22:32 | 田舎日記

暦では、立秋が過ぎたが、
照りつける日差しは、一向に勢力の衰える気配が無い。
それどころか、35度を超す猛暑が、日本中を焦がしているようだ。

Mちゃんから、山に行こうと誘ってもらった。
生け花用の秋の草花を取りに行くのだそうだ。
Mちゃんにとっては、もう何度も登っている山
自分の庭のように、どこに何の花が咲くか、分かっているらしい。

昨年は、15日のお盆に登ったそうだが、1週間早いのと、この猛暑で、
お目当ての花が、なかなか見つからない。
それでも、ナデシコは見つかったが、女郎花は、まだ、どの茎も花を付けていなかった
少し高くまで登ってみる事にした。
車の幅いっぱいの山道は、刈ることもしてないので、草が茂り放題に茂っている。
そんな山道も、良く知っているから走れるのだろう。
フロントガラスに、ぶつかる小枝をかき分けるようにして進んで行く。

昨年は、ここにたくさん咲いていたと、目星をつけていた場所にも、まだ咲いていなかった。
今年の特別な暑さに、秋の草花も、季節が来たが出るに出られないでいるのだろう。

随分探して、黄色い花を付けた女郎花と、穂の出始めたススキを見つけた。
 

お昼は山の中の国立公園で車を止め、
公園の中の川渕に腰を下ろして、Mちゃんが用意してくれていた昼食を頂いた。
木陰に入ると、ヒンヤリ涼しい。
しばらく居ると「寒い!」と思うほど、吹いてくる山風は冷たい。
下に降りると、また焼けるような暑さが待っているのだろうと思うと、
下ろした腰を上げたくなかった。
エメラルドグリーンの澄んだ川の水の上を、数匹のトンボが舞っていた。
  
  
 

JA夢市場も、西瓜の売り場をブドウに取られていた。
胡瓜も隅に追いやられ、ゴーヤがその場所に並んでいる。
桃は姿を消し、梨が並び、なすびは秋ナスと名前を変えている。
ズイキやスダチも並び、市場の中の野菜たちも、そろそろ交替を始めている。

市場の入り口のかき氷は、まだ随分売れているが、
少しづつ、秋が近づいているのを感じた。



 

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頑張れ! トウモロコシ

2013-08-06 23:58:49 | 田舎日記

突然ゲリラ豪雨がやって来た。
午前中から、晴れたり曇ったりの不安定な空模様、
ムシムシした重たい空気は、一雨有りそうな事を、予感させた。

遅い昼食の後、周りが急に暗くなり、
「一雨来そうだ」と、父が窓を閉め始めたら、すぐに雨が降り出した。
昨日も、急な雨が降っては、4~5分で止み、
止んでは、また降り始める、そんな天気だったので、今日も、またすぐに止むだろうと思っていたが、
雨は、量も激しさも、昨日とは違うのが、すぐに分かった。
見ているうちに、庭も畑も水浸しになった。
ますます雨は激しくなり、風も出て来た。
まるで台風のような強風に、雨は横に飛ばされ、庭木や野菜を打ち始めた。
このまま雨量が増すと、床下浸水もあり得る。畑の野菜もダメになる。
心配で、ガラス戸にへばりついて、見ていたら、突然、頭の上で天が割れるような大きな音がして、ガラス戸を揺らした。
余りの恐怖に家の中をグルグル回っていた。
予告無しの稲光
逃げ場のない怖さ
そんな恐怖が30分あまり続いたと思うが、もっと長かったようにも思える。
島根の友は、こんな恐怖に何時間も耐えたのだと思うと、30分ほどで怖かったと言って居る自分が恥ずかしい。

雨が小降りになると、庭の水も一気に引いて行った。

外に出てみると、家の周りの鉢はひっくり返り、
実を付けたばかりのトウモロコシは、無惨な恰好で倒されていた。

早く起こさなければ、実がダメになる。
父と二人で植えた大切なトウモロコシである。

そして今朝、日が上がらない内にと、7時前から父と二人で支え棒を立てて、倒れたトウモロコシを起こし、棒に括り付けた。

豪雨に打たれ、強風に倒されたが、
今、トウモロコシは天に向かって、穂を広げ立っている。
頑張れ!トウモロコシ

今年は、美味しい実を食べさせて貰えるだろうか?



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