あきまさブログ

日々平安なれ

囲碁大会

2010-10-03 | 日記
今日は囲碁大会でした。
江東区が例年開いている大会で、もう数年続けて参加しています。
いつもは二月の開催で、そのうち三回でしょうか、雪の日にあたっています。
それが今年は二月だけでなく今日も開かれました。
どうしてそうなったかは存じません。
最初の参加以来、案内状を送っていただけるので喜んで参加しています。
江東区には縁もゆかりもないんですが、最初は囲碁雑誌を見て電話で確認して行ったんです。
ということで、今朝は早起きして八時前の電車に乗りました。
高田馬場で東西線、九段下で都営新宿線に乗り換えて東大島へ。

この大会は大きいです。
今日も参加162名。

そして驚くべきことに初段以上が121名。
名簿をくれますから今回の参加者と段級位が分かります。
始まる前に、近くに居た小学生に聞くと一年生。
一級だという。
始めてどれくらいと聞くと一年と言う。
子供はほんとに強くなるのが速い。

10時開始が25分遅れでスタート。
遅刻してくる人も居るからすんなりとは行きません。

一局目が肝心。
最初に負けると優勝の目がなくなるから注意して対局。
とは言いながら、この相手はいつか打ったことのある人。
悪くなっても投了しない人。だったと記憶している。
今回も薄く薄く打ってくるから、こちらは手厚く打ってあっという間に勝勢。
しかし投げないんだな。
私なんか潔く投げてしまうのに。
終わっても負け惜しみを言うから嫌になる。
ここは自己申告で段級位を言うんだけれど、この人は二ランクは下だと思うな。

二局目の人も何だか打ったことがありそう。
向こうも覚えているみたいで、
多分私が前回ボロボロにしたみたいで無暗と手厚く打ってくる。
だからイラッとして無理したらボコッと取られてしまった。
部分的には大損だけれどマダマダ。
しばらく進めると今度は図に乗って取りに来た。
それは無理でしょうと咎めてボコボコッと取ってしまった。
相手はそれからも足掻いたけれど、しばらくして投了。

次の人はちょっと手ごわかったけれど敵ではない。
70年配の方だけれどなかなか強い、と思わされたのは案外強いと言うこと。
手が指が震えているんだけれどなかなか強い。
対局後に隣の人と話して70過ぎでもあれだけ打てるのは結構ですね、と言うと
その方のお父さんは90までその人と打てたと言うから驚かされる。
自分は幾つまで打てるのだろう。

さて三連勝で今度勝てば一位か二位になれそう。
18人だから四連勝で優勝とは限らない。
しかし、相手のおじさんは力強い。
切れるところは切ってきて闘い大好き人間みたい。
こちらも嫌いじゃないから受けてたって丁々発止。
あれー当方が良くなったはずなのに劫(こう)に対して無劫を打ってしまったようだ。
一挙に悪くなってしまって
相手は固く固く打ってきて、とうとう投了せざるをえなかった。
悔しい。
けれど仕方ない。

そのとき通りかかったプロ九段の立会人というか審判長が、
見ていて面白い碁でしたねー、と言われたけれど、本当に観客向けの碁でした。

まずまず面白い一日でした。