あきまさブログ

日々平安なれ

他人丼

2015-12-07 | 日記
今日は晴れ。

かにかにさん、他人丼とカレーライスですか。
私はカレーは作ることが出来ますが他人丼はダメでしょうね。
出汁が要るものは単身のときも作れませんでした。
今、クックパッドを見てみると『ほんだし』か『めんつゆ』で出来そうです。
ということは私にもできるかな。
他人丼なんて久しぶりに耳にします。
これも紅しょうがの天ぷらのように西の方のものですね。
親子丼が鶏肉と卵で作りますから、牛肉と卵で作ると他人丼。
カマボコの細切りを卵でとじると木の葉丼。
懐かしいです、お江戸では目にしたことがありません。

日本推理作家協会編「Logic 真相への回廊」読了。
先日読んだ横山秀夫で検索したら出てきた本です。
短編を集めたもので、横山さんも薬丸さんも入っているから借りました。

横山さんの話は、L県警検視官倉石さんのお話。
何と入院しているんです。
そこに隣県の検視補助官をしている人がアドバイスを求めに来た。
自宅で死体が発見され、その妻が殺したのではと取り調べているが自白は得られない。
そこで藁にも縋る気持ちで隣の県ではあるが全国に知られている検視官に参考意見を聞きにきたのだ。
何とまあ、倉石さんは自殺だとの判定。
そう結論付けた過程が素晴らしい。
横山さんは上手い。

薬丸さんの話は、
男手で育てた男子が夜中にこそこそしている。
一体何をしているのか聞きたいのに聞けない。
相談したのは夏目という刑事。
そう、刑事のまなざしとか刑事の約束の主人公の刑事。
薬丸さんは厳しい結果であろうと現実にありうるエピソードを書くことが多い。
なかなかです。

他に七作品。
聞きつけない名前の方のはやはり何か物足りない。
作家とは難しいものだ。

これは木立ダリア。
背は3mくらいありそうでした。




ちょっと枯れたものも。

イチョウ、きれいだから自転車を停めて写しましたが、電線が入りそうだからこんな姿で撮ることになりました。