あきまさブログ

日々平安なれ

52番太山寺~53 番円明寺

2010-05-21 | 日記
昨日の追記、
K氏やや痩せたかな、Y氏やや太ったかな。

株価がかなり下がっていると連絡が三人来たが、どうしようもない。
なるようになる。

石手寺の手前で外国人女性お遍路さんと目が合って、話しかけてこられた。
普通なら、お互いに片言の日本語、英語で会話するのだが、彼女は全く日本語ダメみたい。
そりゃ会話できない。写真を撮るようにして、さりげなく去る。

彼女は噂の人らしく、スペインの巡礼もした人、宿も飛び込みで回っているらしい。すごい。歳は40過ぎか?

今朝は早発ち、6時前に出発。ビジネスホテルだから朝は自前のおにぎり。
宿泊代金3980円。

道いく途中で、おばあちゃんに握手を求められたのはよいが、
『ありがたい。ありがたい。』
と言われるのは閉口。
私に対してでなく、私の後ろの弘法大師さんに対してのものだとは承知していても
こそばゆい。

松山から今治に向かうのに、海岸線沿い道路を歩くが霧が濃い。
途中で聞いた土地のおじさんも初めてだと言うくらいの濃い霧。

大洲で会ったおじさんと円明寺から同道。
寝屋川の方。
経験者だから、先の宿とか道の難しさを教えてもらう。
暑い日だから昼ごはんはざるうどんを食べようと考えたが、おじさんは(江口さん)まだ先に行くとのことでお別れ。

今日はユースホステル宿泊、44年振り。
23kmでした。昨日は15km。

O氏が不起訴の見込みとテレビニュース。
検察はダメだ。
この金の問題が起きたのと前後して、天皇陛下に中国の要人を無理矢理面会させ、陛下のお気持ちをソンタクする発言をした。
世が世なら不敬罪だ。

このとき、検察ガンバレ、右翼ガンバレと叫んだが、もう右翼頼みになってしまった。
あー、日本はどうなってしまったのか。

明日から四日間、雨模様らしい、これも困ったものだ。

48番西林寺~51 番石手寺

2010-05-20 | 日記
今日はゆっくりスタート7時半。

48番西林寺、49番浄土寺、50番繁多寺と、
昨日同宿だった75歳の北海道のお爺さんと一緒に廻る。
お爺さんと言っても元気だし、我々年輩と変わらない。
お遍路53日目と聞く、『ゆっくりだなあ』とは感じる。

しかし50番の納経所で、49番の納経忘れに気づき、タクシーで戻ることになったのはご愛敬。

51番石手寺は大変立派な由緒あるお寺。

昨年から、
会社のOさんから、『幼少のころ社宅が石手寺の裏だったから見てきて』と頼まれていて、
門前のうどん屋さんで昼ごはんのとき聞いたら、
NHKの社宅は沢山ありますが…と言われると詳しい場所知らないから、ここまで。

今晩は、同期で実家のある伊予に戻ったH氏と会う。
道後温泉から電車に乗って繁華街へ。
退職してからのお互いのこと、家族のこと、お遍路のこと、景気のこと等々、アッチにいったりコッチに来たり。
懐かしい。
そのうち、先輩のY氏も現れ話題もいろいろ。
あっという間に夜も更けました。

戻って、マメの手入れと風呂、
道後温泉に泊まったが温泉は次回。

そうそう、今日は接待を頂きました。
200円。軽トラのおじさん、おばさんから。お賽銭にしました。
アイス売りのおじさんからヤクルトを。
お昼にバナナ一本を。
最後は夕食を。
感謝。感謝。

久万高原町~浄瑠璃寺

2010-05-19 | 日記


朝7時15分出発。
朝からザアザアと雨が降っている。

昨年は使う機会がなかった、山用の雨具を初めて使う。
しかし、使うのは上着だけで、ズボンは使うまでもないとした。
リュックのカバーはかみさんの手作り、雨傘のリサイクル。

ダラダラとした上り坂を雨にうたれながら歩いて行く。
両側は小高い山。
三坂峠に9時半頃到着。

遍路小屋があるからベンチで一服、と入ったら、
無料宿泊遍路小屋でした。
髭の爺さんが、のこのこ起き出して、
『やあ休んでいきなさい』
一服だけです。
48周している神戸のおじいさん、
出発しようとしたら、私が道を間違えそうなのを教えてくれる。

少し戻って山の中に入って行く遍路道を行くのが、正解。
立ち寄って良かった。
しかし、三坂峠710mから雨の山道を下る。
足のマメが痛いし、滑ることにも注意しなきゃいけない。
道には沢蟹がちらほら。
数歩あるくと必ずいるから、最初数えていたが直ぐに止め。
道の真ん中にいるのに、写真を撮ろうとすると、逃げて行く。
困ったものだ。

そうこうするうちに雨が上がってきた。

予報と違って11時前には明るくなってしまった。ありがたい。

お昼前に宿に到着。
食堂は近くにない。
困ったものだ。
『団体の昼ごはんの残りのようなものなら』と言われて、いただく。

それから、46番浄瑠璃寺と47番八坂寺を打って、
宿に帰着。2時過ぎ。
松山在住のH氏と連絡が取れて、明日、久かつを叙することになった。
二年振り。懐かしい。
宿の洗濯乾燥計400円。今までの最高。

明日から3日先の予定まで検討する。

夕食は、刺身、てんぷら、一人鍋、高野豆腐の煮物。要は普通の旅館の夕食。

写真はカニ、まむし草(色違い)、浄瑠璃寺。

44番大宝寺45 番岩屋寺

2010-05-18 | 日記

7時出発、7時25分大宝寺着。
杉の木がうっそうと!
昨日の福島県の若い衆、小笠原氏と再会。
今日は1日一緒に歩くことになりましょう。

次のお寺岩屋寺まで9kmほどだが、
相変わらず、登ったり下ったりの繰り返し。
足に悪いが頑張る。
こういう時、連れがいると無駄話で気が紛れる。
途上には集落が少なく、平地に若干の民家という感じ。

四国も限界集落が多い。

11時過ぎに岩屋寺到着。
名前の通り、岩山に張り付くようなお寺。
岩肌は砂岩のため脆そうで、岩が落ちた凹みも沢山ある。

お寺のお接待のどら焼きと草餅がお昼ご飯。
ソイジョイも食べる。帰路も往路と殆ど同じ。
途中、乳母車大の車を押して歩くおじさんを追い抜く。
車にテント他を入れて回っているらしい。
なぜ、そこまでする?
まあ、私でも他人から見たら『なんで』だろうが、
自分でも説明しきれない。

3時半、宿に帰着。

夕食は、
刺身、すき焼き、カシワのフライ、マカロニサラダ、魚の塩焼で全部かな?豪華!営業旅館でもこれくらい。
写真を忘れると思い出せない。

宿の主人は広島出身で、松山大学をでてサラリーマンをして、宿を買って商売を始めたそうで65歳。
話は面白かった。

楽水大師~久万

2010-05-17 | 日記

昨晩の夕食は豆腐づくし。
豆腐の田楽、冷奴、湯葉、こんにゃく、汁も豆腐と野菜。

主人に翌日の峠越えの相談をする、
健脚五時間とのこと。
無理はするまい、三人一致。

茶の間みたいな部屋で食事、相談、テレビなのに、
8時だから閉めたい、と主人。
いいけど、部屋にテレビはないし、電球は豆電気、どうすりゃいいの。
寝るだけ。モー(牛ではありません)。

朝7時過ぎ出発。
もちろん、朝ごはんは汲み上げ豆腐他。豆腐の味噌汁は当然。

道はダラダラと高度を上げて一本道、
200、500、570mに上げてから
またまた130mまで下げ、
今度は再び上げて790mヒワ田峠。
汗がダラダラ、ハアハア、ゼエゼエ。

上がれば、いずれは下る、480mの久万高原に到着。

宿が一緒だった、福島県の若い衆とは今晩の宿が違うからお別れ、
また会いましょう!
会えるでしょう!

今日の道々では蛇が死んでいたのを三回見た。この一週間、四国到着以来で初めて。自動車に轢かれたのだろう。

宿に2時過ぎに到着し、肩や腰が痛いと、女将にぼやいたら、
整骨院を紹介され、
行き掛かり上、行くことになった。
整骨院なんて十年振り。
待っている間に痒いから腕とか腹とか見てみると、
数十か所を虫に咬まれている。
昨晩の民宿か?
あり得る。
さぞ、美味かっただろう。
痒い。

マッサージは、首の牽引、足・腰・肩に電気プルプル。
初めて。
気持ち良くて寝てしまった。930円。

宿に戻って風呂。洗濯は女将がして下さる。
夕食は、
刺身、牛しゃぶ、カマス塩焼、山菜てんぷら、紅ます煮物。
美味。腹いっぱい。

明日は夕方に雨模様だから、またまた早目に戻るとしよう。

そう、山に登って下りて、元の場所に戻るかたちだから、
宿は連泊。

シャワートイレなし。
6500円。洗濯はただ、乾燥100円。健康タオルもバスタオルもない。

写真は、道と、杉の樹の根本のウロに祀られた仏様。