何故、私たち中国以外の国々から中国最果ての地区
と言われる内モンゴルの砂漠の街へ行くのだろうか。
少なくとも、このオルドスの現状と今後~のことを
考えるとほっとけない問題を抱えている。
2010年、香港などにおいて、この巨大なゴーストタウン
の実態が大々的に報道された。
以来、私の研究する大学、キャンパスにおいても度々の
ように先生方もパワーポイントと動画を用いて授業を
おこなっていた。
その後も、日常のニュースでも度々、この町の様子が放映
され、貧しすぎる庶民たちも「それ見たことか・・!」と
内心(あざ笑うかのように、富裕層の人たちへ)喜んで
いるようにも見えた。
なにしろ、超高層の建物とマンション群が聳え立つカンバシ
地区は庶民の目に留まり、 幽霊タウン、ゴーストタウンの
現状を理解し始めた。
もともとが無理な都市計画だったんだ、 地方政府の無策だ、
不動産欲のある富裕層への罰当たりだ・・!と、貧しい庶民
たちは呟いていた。
そんなこともあり、 私も2010年以来、毎年のようにこの街
の様子を観察してきた・・。
全世界にゴーストタウンの様子を報じられながらも、そして
何部屋も豪華マンションを所有する富裕層立たちの姿は相変
わらず何事もなかったように日々を過ごしている・・今も。
然し、毎年訪問して感じることは、 これだけの負の遺産と
言われるようなゴーストタウンに新しい駅を設け、古い駅を
取り崩し、そして特急寝台列車も北京等から砂漠の中の新駅
へと列車を走らせている。人口の多い旧市街の駅を閉鎖してまで・・。
全く不思議な街だ。
来月上旬、再び私もこの街を、この市を訪問する。
市の中の古い町(东胜)と、砂漠の中に生まれた廃墟の都市群、
カンバシ地区の実情と今後を、これからも見届けたい。
今後、どんな地方政府が再生を図っていくのか、見ものである。
(新駅)~まさに小さな砂漠の中の 新駅だ
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(これまでの記述関係)
*1階そのものがモヌケノ~空き部屋となっている等、空洞化が
進んでいる。 そんな地区が内モンゴルにあり、あれこれ10年
近くとなる・・。
そのニュースは驚きをもって私の目に飛び込んできた。2010
年の冬であった。
なかには、 建築途中のビルの前には、 当局が看板を立てたのだろうか
この違法建築に投資することそのものが「違法だ!」と言わんばかりに、
巨大な看板が目に付き、通りすがりに一般庶民にも、このビルへの投資を
しないように呼びかけている。
このようなビルがあちこちにあるということが、不思議なくらいだ。
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これらも建物は立ったが、居住者がいない・・。
このような建物が地区内に多数ある。
銀行の建物も、行ってみると2階から上はもぬけの殻だった。
やはり何か変だと誰でもが感じる。
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