成功すれば幸せになるとは限らない
成功を目指す目的は人によって様々で、その理由も自由です。
大きな財産を得たいため、社会的に認められたいため、一度の人生を後悔なく生き抜くためなど様々です。
自分の才能を存分に生かし、社会と人の発展に貢献することは意義があり素晴らしいことです。
しかし「幸せになる」という目的で成功を目指しているなら、考えてみる必要がある。
なぜなら、幸せになるために、成功が必要条件ではないからです。
一般的に成功者とは、大きな事業を成し遂げ、高い地位や大きな財産を得て、社会的に認められることです。
大きな財産があれば、大きな自由が手に入ります。
しかし、世間から成功者と言われる著名人の自殺も少なくない。
こうした現実から見ても、成功者が幸せに繋がるとは限らないことが理解できる。
成功者は、ある意味で孤独や恐怖感があり、プライバシーが失われたり、自由な行動が制限される。
人間関係でも、かなり神経を使ったり、プレッシャーを感じたり、ストレスも溜まりやすい。
成功者は、誰にも言えない悩みを抱えていることも少なくない。
このような側面を考えると、成功者は幸せであるとは限らないと言える。
幸せに必要な、4大要素と言われてるものがある。
「時間」「お金」「健康」「人間関係」です。
自由な時間があること、生きていけるだけのお金があること、不自由のない健康があること、素晴らしい人間関係に恵まれることです。
改めて考えると、これら4つの要素を満たすことは、成功しなくても十分可能だと言える。
成功を目指すことは人生において大切で素晴らしいことです。
しかし、成功すれば幸せになるとは限らないことに気づくことが、より大切であると僕は思っている。