嘘をつくことの意味から学習する
私たちは、今迄生きてきて嘘をついたことのない人はいないだろう。
言い換えれば、人間は嘘をつかずに生きていくことはできない。
僕も今まで数えきれない嘘をついてきている。
僕も今まで数えきれない嘘をついてきている。
人々が嘘をつく理由は多岐にわたり、その心理的な要因も幾つかある。
- 相手のためを思ってつく嘘
他人を守るためや気遣いから、善意の嘘、所謂利他的な嘘です。
しかし、その嘘を受けた側は傷つくこともある。 - その場から逃れたいからつく嘘
責任を回避したり、叱られたくないから嘘です。 - 嘘をついていることに本人も気づいていない嘘
自分が正しいと思い込んでいるため、嘘であることに気づいていない。 - はじめは嘘をついてないつもりが、結果として嘘になってしまう嘘
未来の予測や結果がわからない段階での嘘です。 - 楽しさからくる嘘
どっきり番組などで見られるように、笑いを取るために嘘をつく。
いずれの嘘も経験のない人はいないでしょう。
嘘は日常的なコミュニケーションを円滑にするために使われるが、その背後には心理的要因が影響していることが解かる。
しかし、最も避けたい嘘は、その積み重ねです。
責任回避のために嘘の上に嘘を積み最後には信頼失墜に繋がる。
責任回避のために嘘の上に嘘を積み最後には信頼失墜に繋がる。
このような嘘は最低で絶対に避けなければならない嘘です。
人間は、何らかの形で自分の得になる言動をとる。
自分の得になったり、他者の得になる(それが自分の喜びとなる)ような行動をとる。
つまり「学習」していることだ。
人間は、思わず嘘をつくことがあるが、その過ちをごまかし続ける人と、素直に過ちを認め心から悔いて詫びる人と、どちらを受け入れられるか、その答えは云うまでもない。