ヒエラルキーの崩壊⁉
ヒエラルキーとは、ピラミッド形に上下に序列化された位階制の秩序や組織のことをいう。
現在では、軍隊や組織の官僚制的秩序をこう言うことが多い。
私も昨年までは、企業組織でヒエラルキー形態に属して長年生きてきた。
そして、その組織の一員として、何らかの糧を得て生きてきた。
しかし、ヒエラルキーが崩壊するってことは、自分自身、生活の糧を失うってことでもある。
ヒエラルキーが良いとか悪いとか、そんなことを言いたいわけではない。
今までは、ヒエラルキーから何らかの恩恵に浴していたので、少々の不満や理不尽さを我慢できた。
しかし、その恩恵にあずかれないとなったら、ヒエラルキーに属している意味もなくなる。
ヒエラルキーの崩壊は、自らの生き方を問われることである。
つまり、ヒエラルキーから、自立して「自分はどう生きるか」このことを問われることを意味する。
欧米や最近に若手起業家の組織に、よく見られるのは、文鎮型組織形態でトップ意外は全て横並びである。
正に、実力成果型組織形態と言える。
この形態の長短はいろいろ議論はあるが一つの組織体制として存在していることは事実である。
ヒエラルキーの崩壊と言われる大きな要因は、官僚制的秩序の弊害と、組織構造自体が持つ不平等性に
あると私は思っている。
※ ㊳ 2022/1/31 早朝の富士山です。