青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

ウイルスと細菌

2008-10-23 22:11:04 | シェーグレン症候群と髄膜炎

ウイルス性髄膜炎

その治療法はただひたすら安静にすることです。

それ以外に治療方法はありません。

背中から腰椎穿刺によって抜き取った髄液を培養し、

そこに細菌が見つかると細菌性ということになり、

抗生物質が使用されますが、

細菌の培養には数日の時間がかかり、

その間にも患者の容態は刻々と悪化していく為、

ある程度広い範囲の細菌に効果のある抗生物質が使用され、

数日後培養によって細菌の種類が特定されると、

その細菌の種類に合わせて有効な抗生物質の点滴が始まります。

ですが、ウイルス性髄膜炎の場合は

基本的な治療法は痛みや熱を凌ぎながら、

脱水症状等ある場合は輸液を用い、

後はひたすら安静を保つ意外に治療方法はありません。

ウイルス性髄膜炎でも抗生物質を使用することはありますが、

髄液の細菌培養に時間がかかる為、

結果的にはウイルス性であっても、

万が一細菌性であった場合には、

検査結果が出るまでの間に症状が重篤になってしまう為、

数種類の細菌に広範囲に有効な抗生物質の点滴を用いたり、

2次的感染を防ぐような目的で使われます。

ですから、ウイルス性髄膜炎で抗生剤を使用していても、

実際にウイルス性髄膜炎を治療する特効薬という訳ではないのです。

ここで一応ウイルスと細菌のことを説明しておきますが、

前にも書きましたが、

ウイルスと細菌の一番の違いはその大きさです。

細菌は顕微鏡で見えますが、ウイルスは電子顕微鏡でしか確認出来ず、

種類を特定するにも、ウイルスの場合は非常に難しいとされています。

風邪症状のほとんどはウイルスによって起こりますが、

ここで一般的に勘違いされるのは、

病院で処方される薬がウイルスを退治していると思われている方も多いのではないでしょうか?

それは全く見当違いです。

あくまでもウイルスを退治しているのは自分自身の免疫であり、風邪などのウイルスに直接攻撃できる有効な薬はありません。

抗生物質も同様です。

風邪を引いたとき、すぐに抗生物質を投与すると治りが早いと思われる方も多いかもしれませんが、抗生物質は全くウイルスに効果はありません。

抗生物質(抗生剤)と呼ばれるものは、細菌専用であり、ウイルスには全く効果はないのです。

ですから抗生物質を無意味に使っても全く意味がありません。

逆に抗生物質を乱用すると、返って体に副作用をもたらす事だってあります。

体には常在菌が住んでいて、私達の体にいい作用をもたらしてくれていますが、抗生物質の使用により、これらの菌も死んでしまうからです。

それにより体のバランスが崩れてしまうというリスクも抗生物質にはあり、抗生物質の副作用として体に様々な偏重をきたしてしまう場合もあるのです。

それともう一つ、抗生物質を長期に渡って使用するということは、耐性菌を作ってしまう原因にもなります。

つまり抗生物質にも負けない強い生命力を持った菌へと成長してしまうのです。

そういったことを防ぐ為にも安易な抗生物質の投与は避けるべきなので、風邪が酷くなったからといって無理に抗生物質の投与をお医者さんに要求するのは止めましょう。

何度も書きますが、抗生物質は細菌を殺す為の目的であるので、ウイルスによる風邪には全く効果がありません

抗生物質=対細菌兵器

これを忘れないで下さい。

ウイルスによる起こる病気と、細菌により起こる病気

どちらが怖いかというと、今まで書いてきたことを見れば想像できるかと重いますが、

細菌による病気の方が症状としてずっと重篤になる場合が多いです。

風邪症状がいつまでも治らない場合や、高熱が下がらない等、

ちょっと風邪にしては変だと感じる場合は細菌による原因も考えられますので、

その時は病院できちんと検査を受けて下さい。

細菌であった場合は、その菌の種類に適した抗生物質が使われることになります。

抗ウイルス剤というのもありますが、これは特定のウイルス(ヘルペス性髄膜炎ウイルス等)に使用されるもので、風邪などに万能に効く抗ウイルス剤は現在のところありません。

もしも、どのウイルスにも万能に効く抗ウイルス剤を発明したらノーベル賞は間違いないと思います。


雨がふる時

2008-10-22 20:25:19 | 日々思うこと

10月22日、今日もまた晴れ。

明日から天気が崩れるようだが、

一体いつから雨が降っていないんだろう?

雨が降ると、少し気持ちも下降する。

晴れた日は気持ちも晴れやかになる。

だが、あまりに雨が降らないのも考え物だ。

深く心に刻まれるのは、雨の日の記憶。

楽しい記憶ほど忘れ去るのが早い。

本当は逆だといいが、そうもうまくはいかないようだ。

そうでなくては人は育たない。

晴天を期待しながらも、

どこかで雨を待ちわびている。

そういう生き物だ。

平穏の中のちょっとした難

それを多くの人は望む。

何不自由ない生活

安心は出来るが希望のない生活

雨漏りのする部屋がそこには必要になる。

人は安定や安心を得る為に働き、

それを得ると、

今度は不安定を求める。

安定を求めるようになる時は、

私はきっと年をとったと感じるだろう。

私にはまだ雨が必要なようだ。


2日間の出来事

2008-10-21 21:54:31 | 日記・エッセイ・コラム

2日間、ブログの更新が滞ってしまった。

19日は友達の披露宴の後、3次会まで突き抜けたので、その後帰ってすぐ就寝。

朝から仕事して、その後すぐ披露宴に出席して、2次会、3次会と出て、

気づいてみれば10時間、座って飲んで食べて・・・

そりゃー病気じゃなくたって疲れるってもんですよ。

でもここぞとばかりに食べました。

披露宴の次々と出てくる料理を完食です。

でも今日もまだ太ってません(T_T)

そのことで、来月通院の際に医師に相談しようかと思ってますが、

食欲が無いわけじゃないので、その対処があるんだろうか?

「たくさん食べて下さい」

そう言われるのが関の山のような気がしてなりません。

そうそう、私の書いた似顔絵のウェルカムボード。

結婚した当人達に喜んでいただけたようで、

よかったというより、ちょっとホッとしたっていうのが正直なところです。

あーいうのって実際に見てもらわなきゃ反応がわかりませんからねー、

結構私的にはドキドキなんですよね、実は。

そんなこんなで無事に19日が終了した訳ですが、

20日はもちろん仕事。

仕事が終わる頃には前日からの疲れも手伝い、

帰って間もなく就寝。

気がつけば今日の朝を迎えていたという次第です。

極端な忙しさからは脱出傾向にあるので、

ちょっと安心・・・かな?

でも背中がだるいままだぁ~


だるい

2008-10-18 21:37:24 | シェーグレン日記

今日は朝から忙しく動き回り、

時間的にはそれほどでも無いにしろ、

短時間の間に内容が密集していて大変でした(>_<)

あかげで背中のダルさが復活してます。

明日も多分同じような状態で、

その後、長時間座っていなくてはいけないので、

私にとっては辛い体勢が続きそう。

なにも今日になってだるくならなくてもいいのに・・・(T_T)

また朝早めなので、今日はもう寝ます。

ちょっとでも楽になりますように。


あの頃

2008-10-17 21:08:15 | シェーグレン日記

油断してると痩せる!

そんな事が実際にありえるのかと思ってた。

少なくとも、二年前までは

私は二年前までは、ただの1度として体重なんか意識することはなかった。

増えるも減るも、数キロ程度の増減は当たり前。

特に気にすることも無く、

ある程度まで増えても、それ以上になることも無く、

時が経てばまた丁度良く痩せて、

そんな風に全自動洗濯機を凌ぐほどの全自動ぶりで、

体重を勝手に維持できていた。

なのに今はなんだ、なんだ、なんなんだ!

油断してちょっと小食になると、

そのまま勝手に減量している。

どうも全自動機能が壊れたらしい。

だから今は自分の判断がとても大事だ。

でも、そんな私の一番の欠点は、

栄養学には全く無知であること。

つまりですねぇ、太りそうなものって体にあまりよろしくないようなんでございますのよ。

コレステロールだとか、血圧とか、血糖値とか、

体重増やしても、健康害してたら意味が無い

健康的に増量したいのに、

増量のためになんでも食べたら、

それこそあんた、

本末転倒ってことなんじゃございませんこと。

仕舞いには私なんか、最近寒くなってきたのをいいことに、

厚着して体重計に乗って、

「うーん、ちょっと復活」

とか思いながら、アホ丸出しな顔で体重計の数字を見たりしてる。

壊れるのは、

体が先か、精神が先か

どっちにしても、あまり良い先行きじゃないねー。

あー全自動だった頃が懐かしい。