25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

カニ俳優?

2021年08月07日 | 日記

昨日の民放のバカ番組で、NHK大河ドラマの主人公、渋沢栄一を演じる吉沢享が、カニ好きが高じて、自称「カニ俳優」とか。で、コロナで暇で仕方がない星野やグループの最高級ホテルの料理長が三人も集まって、カニの特別料理を食べさせる企画。

家人は「ああ、うまそー」と心底見入って、老化のせいだと思うけど、涎を流している口が塞がらない。毛蟹の上にウニを乗せて、毛蟹の味噌を乗せて、揚げくにキャビア? アホじゃないの?

最初のカニ汁を作るとき、殻付きの足までミキサーに加えていたけど、あれって裏ごししたよね? そこは映っていなかったけど、いくら殻を粉砕しても、ざらざらするはずだから、心配になる。

高級食材を金に糸目をつけずに使って、「美味しい」の上に「美味しい」を三段重ねにすれば、味は倍の倍?

オイオイ、冗談じゃないぞ。そりゃまあ、食べたことはないけど、邪道もそこまで行けば、頭が真っ白で、言うことはない。コロナの時期に暇している世の超リッチな方々は、今頃電話予約して星野やに出かけるに違いない。

何せ、想像力を膨らませ、バーンと弾けさせるバカ番組。釣られる魚も多いに違いない。

おお、まだ薄暗い5時前だと言うのに、田んぼに農薬を散布し始めた働き者がいる。この時期の台風情報には、稲作農家も果樹農家も頭を痛めるばかり。列島は苦しんでいる。立派な行政指導者のおかげだな。


モネと萌寧

2021年08月07日 | 気象

2021年8月7日(土曜日):[  26c/35c/40%  131-72(63) ]{getup0315} 猛暑日

夕方の雷雨予報に期待するばかりだが、[ 25-35 ]の最低最高気温の組み合わせを見るだけで、無性に腹立たしい。ここまで連日だと、ジジイの古びた堪忍袋の緒も切れるぞ!ったく。

まあ、それにしても畑岡ナサちゃんには期待していないが、稲見萌寧は大したものだ。彼女には腹の奥に秘めたガッツがある。ナサや渋野は完璧ゴルフを目指して、練習と理屈と筋力を積み上げすぎる。頭を使わない感性としなやかな筋肉と持久力を養う方がいいのだが、不思議と、多くの選手が才能を潰す努力をする。

昔、人の三倍ゴルフ場に通い、人の倍以上練習場に出かける社長がいて、練習場に付き合えと呼び出される。いくら練習しても、現場でのプレイスタイルは変わらない。方向をチェックせずにボールを打とうとするし、パターさえも考えた風が見られない。

で、練習場で「下手を積み上げる練習を重ねて、どーすんですか? より磨きがかかってるじゃないですか、下手に」と言った覚えがある。うまい人や、練習場のプロにさえ教えてもらおうと声をかけるのだが、耳が遠い上に、人のいうことを聞かないタイプで、かつ、思い込みが激しくて、言われる通りやっているのに、うまくいかないのは、教える方が悪い、と結論を出す。

もっとも、「ゴルフが下手なんジャない、頭が悪いんですわ!」と人前で平気で大声で言う私には、なぜか腹を立てずに、私を指名して、しつこく誘ってきた。懐かしいおっさんだが、今は鬼籍だ。金があるから、最高級の上級者向けのクラブを使う。全く、彼には合っていないのだが、見栄があるから言うことを聞かない。

オリンピック選手も同様だ。才能を発揮していい成績を出すと、世間の注目を浴び、期待される。期待に応えるためには、「もし、うまくいかなかったらどうしよう」と言う自分の不安と戦うには、練習するしかない。過酷な練習をこなして自信をつけると言うのは、諸刃の刀。自信をつけて、大会に望みたいと言うのは、アスリートの見栄ではないだろうか?

そんな見栄がない若い世代の若い肉体が、イメージ通りの動きをして、世間を驚かせる。

NHKの朝ドラは「おかえりモネ」、いみじくも、女子ゴルフの日本代表で頑張っているのも「もね」だから、不思議なものだね。あ、あの初日に注目したインド人選手。めちゃくちゃ、いい成績。世界のランキング200位くらいらしいけど、このオリンピックじゃ、注目の的だ。ミスのない、無理のない、正確なショットが、実に素晴らしい。たまたま、服装が涼しそうだと思っただけなんだけど。