2021年8月11日(水曜日):[ 22c/33c/10% 123-69(66) ] 晴れ、夏日
ほら、村の老人夫婦が散歩している。旦那が足に水が溜まるので、リハビリと言った方がいいか。付きそう奥方はエキササイズ。
まあ、つい外に出たくなるくらい、薄暗い今朝の午前5時は快適気温。昨日、昨夜から、あの2週間以上続いた熱波、猛烈な暑さが、台風9号の通過と同時に収まった。ただ、快晴は今日1日だけで、あとは曇り、雨のぐづついたお天気が続くらしい。それでも、最低気温が25度を下回れば、朝晩は過ごしやすい。実に、ありがたい。
まあ、昨日の日中ばかりは、いささか参った。何せ、空は明るいので雨が止んだと気を許すと、あっという間に猛烈に降ってくるのだ。畑に出かけて、ひどい目にあった。さすがに、台風の影響は侮れない。
用事でワッセに出かけて、ふっとリサイクルショップを覗き込んで、ついつい、5本足の夏むき椅子を衝動買いした。消費税こみで2850円。軽いのが、私の心を捉えた。ガレージ2階や自室で使用しているのは、元々不動産屋の事務所で使っていたオフィス用のスチール椅子。実に重い。
私の自室は2階にある。私は利口だから、近い将来、なぜか力が衰えて重いものを階段を使って運べないことを知っている。パワーを維持しようなどという、無駄な努力をせずに、今のうちに、手に負えなくなる重いものは、自室から1階におろしておき、我が部屋は一つでも軽いものに置き換える戦略で、日々行動し、判断しているのだ。ほぼ、完了している。ベッドなどは、手作りだから電動ドリルで簡単に解体できる。
テレビだって、軽い。軽いのは安物だが、66歳のワイフを亡くした同い年の、一人暮らしの従兄弟は、10年ほど前に新築した平屋に、そこだけ10センチほど高くした畳の部屋に低いベッドを置き、その足元に、巨大な大型テレビを置いている。寝ながらテレビを見ようというわけだ。
で、台所脇の廊下の隅に、同じような大型テレビが置いてあって、壊れているらしい。廃棄したいのだが、自力ではどうしようもない。1階でも同じなのだ。
巨大なテレビで、4K、8Kのリアルな美しい映像放送を楽しみたいと思うのは、誰しも夢かもしれないが、それは若者の居間での話。老人は次第に視野が狭くなり、視力が衰え、耳は遠くなって、大音響を必要とする。だから、超大型がいいんじゃない?と言われそうだが、足元に垂直にあるテレビを見るには、少なくとも上半身を起こしていないといけないのだ。これが意外に疲れる。ベッドの上では、すぐに横になりたくなってしまう。
すると、医療用の高級ベッドのように、半分が起き上がる構造でないと難しいし、見るのに飽きて寝ようとすると、ベッドはすぐに平になってほしい。電動式を備える必要がある。まあ、いわゆる、病室そっくり。
何でも、実態となると、CMのようなわけにはいかず、難しいものだ。私は、自在に動くアームに取り付けて、軽いテレビを自分の目の前に近づければ解決すると考えている。そのうち、工作して試そうと目論んでいるのだ。