25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、35年間健康診断0回の後期高齢+2、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

常識外れ

2022年12月30日 | 気象

2022年12月30日(金曜日)午前7時:[  2c/8c/50%  ]{ Getup-530 } 雨時々曇り

ついに今年も残り2日となった。村の神社の前の屋根雪の硬い塊は先日除雪したし、それ以後、雨ばかりで参道のぬかるんでいるが、雪の心配はない。榊を飾る白い陶器やお神酒入れも一対持ち帰って、綺麗に洗ってある。今日は、簡単に内部の掃除をして、祭壇の扉を開けてこよう。中心は菅原道真、両隣は仏様。いや、よくは知らない。観音様に菩薩様だったか。

まあ、何せ神仏混合のいい加減な神社なのだ。アラーやキリストが飾ってないだけ、いいとしよう。

昨日は、珍しく自宅玄関の鍵をかけて、全員で越前海岸、日帰り温泉(福井市の施設)「波の華」に出かけた。ガラガラだったので、お湯も食事もしっかり堪能して、山越えの道路は雪の心配も全くなしに往復できた。300円ほどだった65歳以上の福井市の住人の料金が、400円になっていた。

「なんだ、高くなったなあ」と言うと、これまで見たことのない受付の若い兄ちゃんが、「ご承知のように、石油が高くなって、どうしようもないんですわ」などと、軽薄な言い訳をペラペラ得意げに喋る。「なんだ、お湯を沸かしているのか?ん?温泉じゃないのか?佐野温泉など、源泉は65度で熱いから、水をいれて、温度を下げているぞ。」などと言ってやりたかったが、(ボイラーを使って、沸かしていることを知っているのだ)そこは、黙っていた。

それより、私に証明証を出せと言う。ワイフは今年、65歳になったばかりで、免許証を見せていたが、私は財布を車の中に放り込んであったので、最初は抵抗したのだが、娘どもが煩くて、仕方なしに車まで免許証を取りに行って、見せた。何人かの顔見知りであれば、こんなことはないのだ。

で、若い兄ちゃんは納得。「あんた、僕を65歳以下に見たと言うのは、なかなかよろしい!」などと皮肉って、機嫌よく私は孫と二人、誰もいない湯船にゆっくり入った。

まあ、とにかく、世間はどこへ出かけても、「値上げ」が当たり前。貧乏で、貧困な低所得、年金生活高齢者には、世知辛い世の中だ。貧乏人と高齢者は、病気になるな、息するな、と言うのが政府の本音だと思えば、それも仕方があるまい。

まあ、そんなこんなだが、実に機嫌よく帰宅してみると、玄関先に大きな花の入った荷物と、郵便受けに友人が届けてくれた羊羹が入っていた。食べ物を目敏く見つけたワイフが、「Tさんじゃない?」と的確に当てて、自分がもらったもののように独り占めし、娘どもとお茶しながら、旦那に声を掛けることもなく、笑いながら、口に運んでいる。

世間の常識は、非常識な私には、理解できませんのですが、まあ、大したことじゃありません。