25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

過去を見る

2022年12月27日 | 日記

NASAの天文学者が、なぜ宇宙がどうやって出来たかを探ろうとしているのか、不思議で仕方がなかったのだが、20年ほどかけて、1兆円を超える予算で、つい最近、地球から150万キロも離れたところに打ち上げに成功して、遠隔操作で運営を開始した「ジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡」の話を、BSのコズミックフロンティア、だったかで見ながら、ハッと気がついた。

同じ宇宙望遠鏡でも、地球の周回軌道上を回っているハッブル宇宙望遠鏡とは格段の性能違いで、ハッブルでは黒くしか見えない宇宙空間の遠くを、驚くような鮮明さで、見事な映像を次々明らかにしている。

で、基本的なことに気がついたのだ。天文学者は、昔を「見たい」のだ。我々が夜空を眺めて、輝いて見える多くの星は、全部、何万光年と言う距離にある星や銀河。火星や木星、あるいは金星などは、我らが太陽系の惑星だが、何万光年と言う遠くにある星は、過去の光。

そんなことは昔から知っているが、それがどーした?と思っていたけど、これがね、地球から百光年離れた場所に、地球を詳細に観察できる望遠鏡があったとして、東京の街風景を捉えることが出来るとしたら、100年前の映像が映る。100年前の光が通過しているのだから。

それをビデオに収めて、持ち帰ってきたとしたら、めちゃくちゃ面白いことにならない?織田信長の戦いや安土城や歴史も、空から見えるとして、その現実の過去の映像があったら、それこそひっくり返るほど、興味深い。

「過去を見る」ってそう言うことなんだ。天文学者は、宇宙の何億光年と言う「昔」を見たくて、ジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡を作ったのだ。これが、すごい映像を送ってきてくれている。

見てみたいねえ、30年や50年前の我が身の映像を、さ。石ぶつけてやるか? ははは


ある計画

2022年12月27日 | 気象

2022年12月27日(火曜日)午前7時30分:[  2c/8c/50%  ]{ Getup0600 } 雨のち曇り

快晴の予報だが、外は雨模様。気温が緩んだせいか、寝袋が快適なのか、あるいは、何もやる気が起きないのか、今朝は6時過ぎまで寝ていた。天気が良ければ、村の神社の掃除をするつもりだったが。

目の前の県道を朝の通勤車両が忙しそうに次から次と通過する。時間も8時少し前だから、いつものことなのか、それとも、明日で御用納めの年末だからか、世界の片隅の、こんな田舎町でも、人々はそれぞれ忙しい。

私の机の目の前に貼り付けてある清八会9名のメンバー写真を見ながら、そうだ、来年の4月3日に、同じ足羽河原で、同じ並び方で、できるだけ写真と同じ格好で、花見を兼ねた記念写真を撮ろうと、みんなに提案しよう、と思いついた。

この時は、2018年、「古希」の年。来年の2023年は5年後の後期高齢者。そして、更に2年後の2025年なら、77歳の「喜寿」。

下り坂に入れば分かるけど、5年などあっという間で、で、その5年前、とか、10年前とか、20年前とか、いったい何だろう? と、ついつい思える。

NHKの「ガイロク」と言う番組を見ていると分かるけど、人それぞれ、ドラマにしてもいいほどの苦難な人生がゴロゴロして、過ぎ去っていく。渦中にある人はインタビューに答えないが、なんとか通り過ぎると言うか、乗り越えた人の話を我々は聞いて、ホッとする。

最近、つくづく思うのは、やってきたことと、やってることが「ダメオヤジ」とそっくりではないか?と。何にも変わらない。人生は、難しいもんだ。