『フレイクスルー・トライアル』

「このミス」大賞金賞受賞作品という伊園旬氏のデビュー作

ある建物のセキュリティの完成度を測るために、侵入試験をイベントとして行うというもの

う～ん
「このミス」なら間違いなしと思って買ってみたけど、読み終わるまで一体何日かかったろう　
本題に入るまでが長いのと、スリリングな部分が短いのと、読んだ後に何も残らない感じ
こんなに酷いこと書いちゃっていいのかしら　

「このミス」に「このミスあり？」だったな　

『臨床真理』

『臨床真理』（柚月裕子著）
またまた“このミス”大賞受賞作の文庫本　

異常性癖のプシコの医者が出てくる作品が2つ続いたので、読み進めるうちに、さすがに「もしや真犯人は…」という直感が働いた

面白いので一気に読んでしまった　

ココだけの話、昔、病院のエレベーターの前で足踏みしているポリクリがいたり、シゾの医者が患者を診ていたりした。

小説の世界だけではないんですよ　

箱根観光

昨夜の雪も止んだので、予定通り大涌谷まで行ってきました

強羅駅からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで大涌谷へ　

大涌谷といえば、「1個食べると7年寿命が延びる」という黒たまごです

白いたまごが・・・
源泉（80℃）に1時間浸かって、5分蒸されて
黒たまごに変身　

ここは大涌谷の駅から300ｍ程先のの火口付近ですが、ここから駅近くのお店までは「たまご専用」のロープウェイで運ばれていました　
ちなみに、アツアツの卵はお塩がなくても美味しいです　

残念だったのは、天気が悪くてロープウェイもケーブルカーも景色がまーったく見えなかったこと
まさに雲の中状態でした　

登山鉄道の車窓から

昨日は箱根湯本からタクシーを使ったのですが、帰りはのんびりスイッチバックを楽しみながら移動しました　
宮ノ下付近にはもう雪はありませんでした　

お昼ごはんは湯本の『はつ花』でせいろそばを食べました　

母から「食べてきなさい」と言われて、場所がわからなくて『丸嶋』で聞いて行ってきました　
細いお蕎麦にやまかけがよ～くからんで美味しかったです　

箱根の食事

良いお湯に浸かって、さぁ、次は胃袋の番です
昨日はＵ先生のオススメでクー太郎に騎乗したので、さぞカロリーも消費したことだろうと思い、何の躊躇もなく夕食も朝食も完食しました　

お食事はすべてお部屋です
夕食は懐石料理が一品ずつ運ばれてきました　
先附と前菜
先附：胡麻豆腐　生雲丹
前菜：芦ノ湖公魚南蛮漬　姫サザエ田楽焼き　子持ち昆布　海鼠のみぞれ和え　百合根　柚子射込み　ミニ大根　諸味噌

御椀と向附
御椀：焼き鱈白子　春菊　蕨　柚子　梅麩
向附：カジキ鮪　鯵　平目　甘海老

煮物
煮物：京芋　筍　厚揚げ　絹サヤ

肉料理
肉料理：って、これだけじゃ何かわからないですよね
ホントは牛しゃぶしゃぶ　水菜　えのき　豆腐でした

焼物と酢物
焼物：鰤照焼き　金柑甘露煮
酢物：車海老　帆立貝　菜の花　独活

御食事
御食事：ひじきの炊き込みご飯　赤出し汁

水菓子
水菓子：苺　パパイヤ　ライム

お昼抜きだったので、これらをペロリと平らげたのですが、揚げ物がなかったせいか、胃に優しく、まったくもたれませんでした　

と言うことで、朝食に突入　
サラダはスープ仕立て

手作り豆腐

鯵と名物の出汁巻き卵
これらのおかずで、ナントご飯2膳半をペロリ　
自分でも信じられません　
でも、本当に美味しかったんです　

箱根で湯治

体の節々の痛みが気になってきて・・・、そうだ箱根に行こう
と思いつき、1ヶ月程前から準備してきました　
箱根といってもたくさんの宿があって、悩みに悩んだ末、リウマチや関節痛に効能のある強羅温泉で、かけ流しの部屋風呂のある『強羅環翠楼』を予約しました　

三井財閥の旧岩崎邸ということで、非常に古い日本家屋　
エアコンはあるけれど、昨日は午後からみぞれ→雪になり、雨戸を閉めるまではちょっと寒かったのですが、温泉で温まるとポッカポカになり、幸せなひと時を過ごしてきました　　

露天風呂からの雪景色

お部屋のお風呂　

このほか内風呂もあり、計6回入りました　
極楽でしたぁ～　

桜の間

次の間　

床の間　

おまけ
昭和天皇皇后が泊まったという錦華亭（お部屋からは屋根だけ）

『シャドウ』

『シャドウ』（道尾秀介著）
第7回本格ミステリー大賞受賞作品とのこと

大学病院の精神科を舞台に…
と言ったら、もう『サイコ』の世界とわかるはず　

昔、精神科のお医者さんですご～く変わった人がいたことを思い出した。
やっぱり何が正常で何が異常かがわからなくなることもあるんだろうなぁ

あの、『向日葵の咲かない夏』の著者の作品ということもあって、小学生の子供がものすごく賢く描かれている　
これは『向日葵…』よりは気持ち悪くないからオススメ