ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

わかっている、クー太郎

2024年08月25日 16時57分40秒 | 高齢馬のケア
金曜日のクー太郎
第二のママ、と認識されている担当Hさんがお散歩してくれました。


うれしー

昨日

馬房から出る一歩目は、慎重ではありますが、跛行はありません。
お散歩中は、左前に負重しているようです。
馬房では、左右交互に休めている感じです。



今日

今日はお昼前に長時間のお散歩をしたので、お昼のお散歩はナシ。
だけど、クー太郎はお昼ご飯を少し残して、「出る出る」と言いました。
じーっと私を見て、頚をブンブン振って猛アピールしていましたが、「もう出ないよ」と言いながら背を向けると、暫くぼーぜんと立ち尽くしていました。

でも、着替えて戻ってくると、ちゃんとお昼ご飯の残りを食べていて、何か言いたそうに顔を出しました。


が、「バイバイ」すると、またお昼ご飯に戻りました。
私が帰るのを理解したようです。
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短時間集中レッスン

2024年08月25日 16時49分06秒 | レッスン備忘録
今日は2週間ぶりにチャンさんレッスンでした。
昨日もレッスンに出ていたチャンさん、物見をする元気はないはず…
ですが、疲れと物見は無関係です(笑)

ただ、一瞬バタつきそうになったのですが、押さえたらガマンしてくれました。

下乗りから一旦休憩があったので、最初は長めの手綱から初めて、少しずつ詰めていきました。
以前からですが、右のハミに乗りにくいので、軽速歩で調整。

駈歩では、反対駈歩の時に後肢が良く動いていたので、そのまま踏歩変換を試みました。
後肢は遅れてしまいましたが、馬の形はそのままで、バタつくこともなく、とりあえずOKとのことでした。

8の字シンプルチェンジもしました。
ハーフパスもしました。
こちらは左右ともに一発OKでした。
ここまででまたいでから15分。

少し常歩で休んでから、ターンオンザホンチス。
入る前に馬体を起こしてショルダーフォアのまま、前進しながらターン。
そこまではOKでしたが、最後、外方からの押しが今一つだったようで、何度かチャレンジしました。

速歩で肩内、ハーフパス。
肩内では姿勢の取りすぎに注意。
左のハーフパスは以前よりも精度が上がっていました。
右のハーフパスは、前回も言われたのですが、私が先に行ってしまう…
最後にようやく、後ろで待って、座りで横に連れて行くイメージでできました。

ここまでで25分くらい。
自分でやめる、と言ってから、「伸長速歩…」と言いましたが、テンションも微妙なので良いところで終わりましょう、となりました。
今日は一通り運動ができたので良かったです。
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加齢変化

2024年08月25日 16時34分10秒 | 高齢馬のケア
先日、担当Hさんが発見した不思議なもの↓
骨のように硬いです。
痛みは無いようです。

こちらは今日の左眼
左眼の中が白く見えますが…
右眼は白内障と言われています。

さて、クー太郎はあまり汗をかかないのですが、さすがに網馬着などを着てのお散歩では汗をかきます。
1週間に1回くらいは洗いたいな…と思い、昨日はビニール袋でガードして、丸洗いしました。

筒状なので最初につけておきました

ピンボケ…ですが
官の部分はプロテクターで、そのまま蹄まで覆って、繋部分でワンコで固定しました。
蹄の裏は濡れてしまいますが、あとは濡れずに丸洗いができました。

と、気付いたら右後肢に傷が…😿

洗って、オロナインを塗布して馬房に戻りました。

そして、戻ってすぐに、下痢。
冗談かと思いました。

落ち着いてから再び洗い場に出して洗いました。
夜は厩舎用バンデージをしているので大丈夫です。

最近、このような下痢が頻回にあります。
暑くて水を沢山飲むからでしょうか?
お散歩での草は殆ど飲み込めていないので関係ないとは思います。
とりあえず、ビオフェルミンを飲ませて様子をみます。

31歳ともなると、色々な症状が出てくるものですね。
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馴染んできたかな

2024年08月22日 22時06分29秒 | 高齢馬のケア
ここ数日、毎日のようにゲリラ雷雨に見舞われていますが、そのせいか、いくらか涼しく感じます。

今日はHさんがお散歩してくれました。
だいぶスムースに歩けるようになっているようです。
鉄が馴染んできたようです。

お散歩してもらって幸せなクー太郎です。


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装蹄後の様子

2024年08月21日 06時15分49秒 | 高齢馬のケア
日曜日に装蹄してから、馴染むまで暫く痛み止めを使います。
月曜日はHさんが引き運動をしてくれましたが、やはり痛そうとのことで、朝と夕でプレビコックスを1錠飲ませてくれました。

昨日の朝は、馬休日と知っていて、ボーっとしていましたが、私の顔を見るといつものように啼いて「出る出る」と言いました。
元気で良かった!

興奮していたためか、両前とも指動脈が亢進していましたが、馬房から出る1歩目も、慎重に、でも跛行はありませんでした。

お散歩の前に、準備運動で厩舎を1往復しましたが、途中でズキンとするのか、時々バタついていました。
もう少し歩様が見たかったのですが、頑として動かず、厩舎の外に出たがり、私が折れました…



草地でもゆっくりですが、しっかりと歩いていました。
馬房でもそうですが、今までよりも、左前に負重ができるようになっていました。
その分、右前を休めるようになりました。

馬場にはリーベとヒカリちゃん


次はチャンさんの番

朝は涼しく、虫も少なかったので1時間弱お散歩ができました。
それでも、虫よけ馬着を脱ぐと頚から肩にかけて汗をかいていました。

丸洗いしたいところですが、洗い場に出すのも一苦労なので、部分的にぬれタオルで汗を取り、乾いたタオルでしっかり乾かしました。

馬房に戻ってからは指動脈はかすかに触れる程度でした。
明日の馬休日は馬房でお休みです。

大きなバッタ
カメラを近づけても逃げませんでした。

新たに発見したキノコ

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装蹄:右もロッカーシューに

2024年08月18日 20時15分20秒 | 高齢馬のケア
X線画像を見て、獣医さんは右もロッカーにするのも一つ、とのことでした。
私はそれを装蹄師Oさんに伝えてはいませんでしたが、Oさんから、「右も同じにするかな」と。
治療法が一致しました!

右前
側方の蹄壁がボロボロです。

恐らく、今後も右前には相当の負担がかかると思います。
なので、あらゆる方法で支えることにしました。

蹄踵にACS、3Dパッド、ロッカーシューを打ち、その上からキャストで補強しました。
ここまですると、少し右前は楽になったようでした。

そして左前
こちらも内側の壁がありません。

少しボンドで補強してから、右と同じように、ACS+3Dパッドで鉄を着けてからキャスト…、となり、ロッカーシューも新しいものに作りかえてくれました。


鉄の先は、蹄尖の負担を少なくするためにボンドはなしにしているとのこと。
そこにACSを着けてくれました。
渾身の鉄(と思います)

ですが、外側の釘を打ち、次に内側の1本目の釘を打った時に、痛みに耐えられず、クー太郎が転びそうになり、鉄が取れてしまいました。
再度挑戦しても同様だったため、先にキャストを着けてから、鉄をつけることになりました。
キャストがあると叩いても大丈夫そうでした。
釘が打てて良かったです。

キャストの前に蟻洞部分にパコマ原液を塗布しておきました。
蟻洞部分を開放したいと伝えましたが、それよりも蹄壁をしっかり支えたほうが良いとのことでした。



ここまでで2時間。
さすがにクー太郎も疲れていると思い、一旦お昼ご飯にしました。
戻るときはいくらか楽になったように見えました。



そして1時間後に再度蹄洗場に出しましたが、後肢を挙げていられず、この日の装蹄はやめておくことにしました。
この後でプレビコックスを2錠飲ませました。

相当疲れたのか、まったく啼きませんでした。
疲れたね…

また明後日ね

最適な装蹄治療をしていただきました。
暫く痛み止めを飲ませ、少しでも歩きやすくなってくれたら良いと思います。
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負重性蹄葉炎

2024年08月18日 19時42分30秒 | 高齢馬のケア
昨日、X線検査をしてもらいました。

左前
踵部分はスタイロフォームです。
前回6月

比較は難しいですが大きな変化はないようです。
問題はこちら
右前
比較しやすいように角度を調整したもの

2020年6月

蹄骨がローテーションしてきています。
左前を庇ってのことです。

さて、どうしましょう。
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蹄葉炎型の蟻洞

2024年08月16日 09時19分59秒 | 高齢馬のケア
クー太郎は蹄葉炎につづく蟻洞です。
治療は獣医さんと装蹄師さんと相談しながら行います。
とはいえ、最終的に決めるのはオーナーですから、お勉強も必要です。

蹄葉炎型の蟻洞の治療に関する情報を集めましたが、獣医師による正しい診断と、装蹄師との協議の上、適切な治療を行ってください。
※素人判断で実施しないようにお願いいたします。

2017年BTCニュース
蟻洞 ─その原因と治療法─
下記P5~

P9より引用
「蹄葉炎型蟻洞を発症すると黄色の贅生角質に真菌が繁 殖し、広範囲に蟻洞が広がって知覚部に達することがあ ります。真菌感染の有無がわからなくても、蹄葉炎の後 にできた大きな蟻洞では、浮いた蹄壁を括削した後に見 えてくる贅生角質をターゲットに、まずは細菌や真菌を 殺菌する消毒薬パコマを塗布します。さらに、選択的に 角質組織によく染み込む市販の水虫薬 (例;ラミシー ル)などの抗真菌薬を塗布することで病変の進行を防ぐ ことが期待できます。 医薬品医療機器等法で決まっているパコマの使用につ いては、100倍希釈液は獣医師のいない状況で勝手に塗 布することができますが、人の目や口腔粘膜に直接触れ ると炎症を起こすリスクがある、それよりも濃いパコマ は獣医師の指導のもとでないと塗布できません。」

〇消毒薬パコマの効果
下記抄録(P22)『蟻洞に対する消毒薬を用いた治療法の検討』より引用
https://company.jra.jp/equinst/publications/pdf/y53.pdf

「蹄葉炎から続発する蟻洞では真菌感染が増悪 要因として明らかにされているが、近年になって、環境細菌による角質感染も蟻洞を悪化させるこ とが解ってきており、抗菌薬よりも消毒薬の方が安定して抗菌効果が得られる可能性が高いと報告 された(大熊ら 2010 年 第 23 回日本ウマ科学会)。」

要約:
蟻洞病変から角質分解細菌が分離された軽種馬 50 頭について、プラセボ群、パコマ原液群、パコマ100倍希釈群で、1~3か月後の病変の幅と深さで比較(t検定、p<0.05で有意差)。
方法は病変部にスポイト等で適量を塗布。
結果、プラセボ群は殆ど変化なし。パコマ原液群、パコマ100倍希釈群で改善、3か月後ではパコマ原液群とプラセボ間で有意差あり。パコマ治療の有効性が示唆された。

〇蟻どうの治療はどのように治療するのが一番良いのでしょうか??
(Peingの質問箱)以前、歯の診察をしてもらったM子先生の回答

蟻洞の病巣はオープンに(開放)することが大切ですが、蹄壁を削りすぎてしまうと支えが無くなってしまうので注意が必要です。

パコマも有機物は弱いので、できれば洗浄後の塗布が良いと思いますが、毎回蹄を洗うことのほうが悪影響がありそうなので、ブラシなどできれいに砂や汚れを落としてから塗布します。

今の獣医さんからは、パコマを原液で使用すると蹄がボロボロになることがあるため、3日程度で休薬するとも聞きました。
パコマ以外の消毒薬ではハイターも挙がっていました。
パコマのほうが痛みが少ないらしいです。

有機物対策としては、脱脂綿に薬をしみこませて、病巣に留置し、その上に青梅綿で蓋をするのもアリだそうです。
また、動くときに蹄壁が広がり、蹄骨が動いて痛みがあるときは、キャスト固定をしますが、その際にも、キャストごと削って病巣を開放するのもアリとのことで、なるほどー、と思いました。

装蹄について、ロッカーシューは関節の揺らぎで蹄の血行に良い影響を与えるとのことです。
不安定になることで、関節への負担も考えられますが、何を優先すべきか、で判断するとのことです。


〇その他参考
「蹄病をもっとよく理解するために」(BTC)

「蹄疾患「蹄壁剥離症」について」(馬の資料室(日高育成牧場ブログ))

日曜日の装蹄後に、クー太郎の治療についてまとめます。
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あと2日

2024年08月16日 07時37分32秒 | 高齢馬のケア
日曜日に装蹄が決まりました!
昨日の朝も大絶叫のクー太郎でした。

台風の影響でしょうか、朝も、昼も、比較的涼しく、のんびりお散歩ができました。
ただ、引き運動は断固拒否(;´д`)トホホ


歩様はそろりそろりですが、酷くはなっていないようでした。
スタイロフォームは右は全体的に殆ど潰れていました。
それだけ負重しているということでしょう。
左はある程度踵部分が保たれている感じでした。


蹄洗場での回転は本人に任せています。
ドキドキはしますが、ゆっくり慎重に向きを変えます。

あと2日、装蹄でいくらか良くなってほしいものです。
その前に(明日)X線検査もする予定です。
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休日の断捨離

2024年08月16日 07時29分11秒 | 徒然日記
本当は、今日から館山に行く予定でしたが、台風7号直撃で泣く泣くキャンセルしました。
それでも、一縷の望みを託して昨日まで様子を見ていましたが…。

ということで、今日は家で過ごします。
今週は夏季休暇を取っていました。
水曜日はクー太郎もHさんにお任せして、家の片づけをしました。

時々断捨離をしないと物がどんどん増えます。
私は潔いほうですが、捨てる人がいれば拾う人がいて、なかなか物が減りません(笑)

かくいう私も、水曜日に「捨てよう」と思っていた服を、今着ています(*´σー`)エヘヘ
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