お昼前に金沢駅に到着して(移動は飛行機でしたが)、時間がなかったので不室屋に飛び込み、以前から食べたかったカレーを注文しました。
汁物はほうれん草などが入った『暫』というお吸い物です。
ご飯の上にモチモチのお麩が乗っていて、カレーの中身はひよこ豆でした。
カレーはスープのような感じで辛くありません。
ちょっと物足りないかな?とも思いましたが、その分、お麩とひよこ豆が頑張っている感じでした。
翌朝は5時半から朝食を食べ、6時半には赤岳鉱泉を出ました。
前日も来た中山乗越を超えて行者小屋へ向かいます
行者小屋からは地蔵尾根ルートで地蔵の頭(赤岳展望荘)まで登りますが、途中、それはそれは恐ろしい階段に遭遇しました
斜めになっているので、平衡感覚がおかしくなるのです。
今までで一番怖い個所でした。
帰りは別のルートなので良かったですが、これを下りるのは私には無理です
途中にもお地蔵さんが1体。
そして
尾根に到着
富士山が見えました
赤岳展望荘からみた頂上
赤岳頂上小屋が見えます。
ここから、頂上までは2つのルートがありました。
正面に見えるルートはコースタイム40分。
そして、向かって左から入る県境尾根ルートは45分。
案内上は頂上付近に「クサリ連続」とありました。
私はその「クサリ連続」に魅かれ、デビ子と別れて県境尾根に向かいました。
そちらから頂上を目指す人はその時は皆無で、獣道のようなとこを進み、崖を超えて進みます。
すると少し下って、下って、下って…出てきたのがなんと階段。
その奥は木が生い茂っていて先を見ることはできません。
チョット不安に思って、少し戻り、登れそうな岩場を見つけて進んでみましたが、途中から砂に変わってしまいました。
そこにはクサリもなく、これはあきらかに違うな、と思い、デビ子が心配しているといけないので、展望荘まで戻って、皆と同じルートで登り直しました。
不安に思ったら「引き返す勇気」が必要です。
すでに30分くらいロスしているので、あまり遅くなるとデビ子が心配すると思って、急いで登りました。
山頂です
帰りは文三郎尾根を通って行者小屋まで戻り、赤岳鉱泉で用意してもらったお弁当(お赤飯)を食べました。
お弁当も美味しかったのですが、行者小屋のラーメンや餃子も食べてみたかったです。
それと、甘いジュースが飲みたくなって、小屋でカルピスウォーターを買いました。
400円ですが、それ以上の価値のある美味しさでした
行者小屋からは南沢を通って美濃戸口まで帰りました。
今回のコースは本当に良かったです。
それとあらためて思ったことは、「登山に冒険は必要ない」ことと、グループで登る時は遅い人を先にした方が良いこと。
それと、トレッキングシューズではなく登山靴を履いた方が良いこと。
下りで滑りまくるデビ子(トレッキング着用)を見ながらそう思いました
あと、やっぱり山道を作ってくれた人に感謝感謝です
おまけ
展望荘でパンパンに膨れたお菓子の袋
土日はデビ子と2人で八ヶ岳の赤岳に登ってきました
デビ子とはダミ子姉さんとの富士山以来です。
登る山を選ぶ時に、デビ子推薦の涸沢カールにするかどこにするかで悩み、最終的に山小屋の食事に釣られて赤岳に決めたのでした
早々に宿泊予約はしたものの、直前まで2人とも仕事が忙しくて特急のチケットも買えず、3日前にみどりの窓口に行った時には、既にスーパーあずさの往路の指定は満席でした。
茅野駅から美濃戸口までバスで移動
ルートはデビ子のお友達のおススメコース。
入山届けを出し、デビ子が用意してくれた地図を持って、いざ出発です。
ダラダラ砂利道を上ること50分・・・くらいかな?
ここから北沢ルートで赤岳鉱泉に行きます。
涼しい林道をのんびり歩きながら、しばし、猛暑を忘れて「気持ちい~い」を繰り返しました
途中で昼食をとったり、花の写真を撮ったりしながらですが、美濃戸口から3時間弱で赤岳鉱泉に到着。
まだ時間が早いので、チェックインをした後で、不要な荷物を置いて、中山乗越展望台まで行ってみました
中山展望台から見た連峰です
3時前に小屋に戻って、温泉に浸かりました
はぁ~、極楽です
石鹸などは使えませんが、汗を流して、お湯につかれるだけで十分です。
そして・・・
湯上りの一杯
サイコ~
暫く、周囲にいた人達とおしゃべりを楽しみました
乗馬クラブに馬好きが集まるように、山には山好きしかいないので、初対面でもすぐに打ち解けます
そして、話が尽きることはありません。
夕日に照らされた赤岳も本当にキレイでした
この日は150名ほど宿泊しているとのことでした。
鉱泉の周りにはテント組もたくさんいます。
お部屋は男女一緒。
ですが、女性専用更衣室があり、おしゃれな洗面台が3つあり、さらに個室があってとっても快適でした
水が豊富なので、おトイレも水が流れます。
ただし、ペーパーはゴミ箱へ
夕食は5時からの組になりました
お目当ての食事がこちら
じゃ~ん
このステーキ
これが食べたくて、赤岳に来たのです
柔らかくてとーっても美味しいお肉でした
こんな快適な山小屋に泊まってしまたら、他には泊まれなくなりそうです。