山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

押売が村から村へ雲の峰

2011-07-25 12:00:00 | 文化・芸術
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―四方のたより― 北の大地へ―第2日

洞爺湖から支笏湖を経て、美瑛、富良野へ

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宿泊地―富良野市下御料、ノースカントリー

―山頭火の一句― 行乞記再び-昭和7年-197

7月25日、何と朝飯のうまいこと! -現在の私には、何者でも何時でもうまいのだが-私はほんとうに幸福だ!
茗荷の子三把で4銭、佃煮にして置く、当分食卓がフクイクとしてにほふだらう、これもまた貧楽の一つ。―
怪我をするときは畳の上でもするといふ、まつたくさうだ、今朝、私は縁側でしたたかに向脛をうつた、痛い、痛い。
ここの息子さんと土用鰻釣に出かける約束をしたので、釣竿を盗伐すべく山林を歩いてゐると、仏罰覿面、踏抜をした、こんこんと血が流れる、真赤な血だ、美しい血だ、傷敗けをしない私は悠々として手頃の竹を一本切つた、いかにも釣れそうな竿だ、しかし私は盗みを好かない、随つて盗みの罰を受け易い、どうも盗みの興味が解らない。

※表題句のみ記す

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Photo/青海島奇巌めぐり-’11.05.01


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