#11 The Competition Begins! B-Master Battle
日本版:「開戦! Bマスターバトルだぜィ」「青い強敵! NEWドラシアンだゼィ」
サブタイトルはAパート部分のほぼ直訳です。ルリちゃんが感じた「胸騒ぎ」は「awful feeling」。次回大変な形で的中してしまうわけですが。カゲロウくんの「うるさいコンビだ。」は「It's so noisy...」。 この先喧嘩の絶えないミツルくんとシュモンくんの仲裁役(ツッコミ役?)になっていく兆候を感じます。
今回のメインはカモンくんとゴギョウさんの正体を知らないままの親子喧嘩と仲直りですね。カモンくんの「Don't act that you know me!」(日本版では「店長に何が分かんだよ!」)の台詞が印象的です。「おかわり」は英語で何と言うのかと思ったら、「I'm still hungry.」でした。カモンくんの暗い表情と相まって、戸惑いや苛立ちがより強調されているようにも聞こえます。ゴギョウさんの「父親失格」は「This time, I failed as a father.」。父親としての姿勢そのものを強く否定している印象の日本語版に対し、英語版は一時的な間違いという感じですね。
今回から本格参戦のカケルくん、ビーダーRYUさんに対する「Forget the whole champion thing!」(日本版では「チャンピオンはやめてよ!」)のあたりのセリフに肩書きに全く興味の無い、純粋にチャレンジを楽しむカケルくんの人柄が現れています。
「ダブルエンブレムチャージ」はそのまま、「チャージワン」→「チャージツー」の流れも「ライジングオーバードライブ」の技名も同じですが、カケルくんの「青くほとばしれ!」は全く違う台詞になっているようです。後半は「crush down!」だけどその前は何て言っているんだろう。「This is it!」(日本語版では「行っけぇー!」だったところ)の言い方が力強くて格好いい。
「揺るぎなく心を合わせる」の部分は「forecas」と言っているように聞こえるけど、この場合はどのようなニュアンスになるのかな。
カケルくん、スバルくん、シュモンくんによる連射対決が熱くて好きです。試合中のスバルくんの台詞が「How about we make this little more interesting?」(俺たちがもう少し面白くしてやったらどうだ?)と冷静に次の連射攻撃につなげる言葉に変更されていたけど、日本語版の「俺達に連射で挑むとは、無謀だ!」と言い放つ所が滅茶苦茶格好良かったので、こちらの直訳でも聞いてみたかったです。スバルくんは吹き替えも國立さんの声にかなり近くて格好良いし。ゴギョウさんがつい「fired up!」(メラッと来た)と言ってしまうところも好き。
次のカモンくんとカケルくんの試合は凄く楽しみだけど、その次が怖い…。