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B-Daman Fireblast のこと 14

2015年08月29日 | ビーダマン

#14 Mystery! The Legend of Crestrand!

日本版:「ミステリーだぜィ! クレストランドの伝説」「ビャクガと勝負! アサルト=ドラグレン」

 

ヒミコさん登場回。英語版での名前は「ミコ」です。吹き替えの声は柚木さんより低めですが雰囲気はかなり近いです。ムキになって怒った時の声の張り方も良い感じ。「打つべし!打つべし!」は「Shoot it! Shoot it!」でした。ガルバーンのあだ名である「ガルちゃん」は「ガルビー」に。日本語版のドラシアンは「ッフン!」とはっきり声に出して笑っていましたが、英語版ではこっそり鼻を鳴らす感じ。ガルバーンの怒り方も日本語版より静か。

ヒミコさんが包丁を回転させてまな板に突き立てるシーンはカット、気づいた範囲ではFireblastで唯一のカットです。子供が真似できそうなのがダメだったのかな。手料理を食べた直後のリアクションはそれぞれですが、誰か凄く咳き込んでいる人が…。ミツルくん…かな?

カケルくんの方がヒミコさんの子供みたいと言われて膨れるカモンくんの声が可愛い。麒麟は中国語読みでは「チーリン」という感じの発音になるらしいのですが、この作品ではずっと「カイレン」と呼ばれています。ドコの発音なんだろう。ギルシオンが封印された「良き心と悪しき心」はそのまま「Good heart and Bad heart」。

夜中のカモンくんとヒミコさんの会話はほのぼのした雰囲気が良いですね。吹替でもお互いに安心しきった感じの話し方が可愛い。特にカモンくんは前回までヒャッハー!だったから…。カゲロウくんの「二人だけにしておいてやれ。」は「Maybe just leave them be for now.」…? 優しい言い方は完全再現ですね。

後半はスパイとして潜り込むナオヤくんの緊張感のあるシーンに。今回登場のアサルト=ドラグレンは何故か「Force Dragren」と日本版前作の名前に。Crossfire時代は「Strike(=コントロールタイプに共通の名前) Dragren」でした。Fireblastでは日本版での名前に忠実になるビーダマンが多いなかで珍しいパターンですが、assaultが使えなかったのは暴力的な意味合いが強くなって印象が悪いからかな。モードチェンジはバレルモードが「ignition mode」となったものの、サイトモードとスタビライザーモードはそのままです。

ナオヤくんの英語版での名前は「Novu Moru」。メインキャラクターでは一番面影無し。というか、一体どこの国の名前なんだろう。声の方は繊細でいて含みのある喋り方が良い感じです。ドラグレンも艶があって格好いい。忠誠心を示そうとしているナオヤくんの口調は明らかに怪しげだった日本語版に比べると英語版は少し真面目な口調ですが「Derek is a true loyal friend who I trust all my life!」(彼は私が心より信頼する真の友)の大袈裟な言い方はやはり胡散臭いかも。

ダイキくんの名前はDerek Watari、吹き替えはかなり日本語版に忠実です。地の声質は甲斐田さんとは違いそうですが、ダイキくんのセリフとしてはソックリ。ちなみに「タイガー」をつける癖も忠実に再現されています。「タイガー感激ぃ!」→「Tiger happy!」とか。今回の競技である「パワープッシュ」の名前はそのまま、試合後に興奮して叫んだビャクガくんの「Yeah!!」が日本語版の声にかなり近い。

ドラグレンがダイキくんに言った「Ah, must I explain everything to you?」(鈍いなあ)や、そのドラグレンの話を遮ったナオヤくんの「A-a-ah, I think you said enough, Force Dragren?」(少し、お喋りが過ぎないか? アサルト=ドラグレン)にドラグレンの「Uh! right...」(おっと…)など、この二人の話し方は独特の雰囲気があって好きです。ナオヤくんがカケルくんについて言った「そう、強いですよ、ビーダーとしても、人としても。」は「Well, you know he's strong, both skills and determination.」。日本語のセリフが観念的な場合、英語では分かりやすく定義して言うことが多いですね。

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