夏坊、きのうが小学校の入学式でした。
入学式っていうと、晴れがましい気分を想像しますよね。
でも、私の場合、卒園式前からずっと感じていた淋しさが、入学式当日まで、えんえん継続。
幼稚園までは、きれいでかわいい環境で、親の目もすべてに行き届いていて、すぐに助けてあげられて・・・という感じでした。
でも・・・・・小学生って、もう親だけのものじゃなく「社会のもの」という気がするんです。
親の知らない別世界。
手の届かない世界に、ついに入っていっちゃうんだなあって・・・センチメンタルな気分が、ひしひしと。
ちなみに上の子のときは、未知の世界への不安や心配で(冬坊はとくに、幼いタイプだったので)淋しいなんて思わなかったんだけど。
入学式イコール「淋しい」。
そんな気持ちがあるなんて、この年まで知らなかったなあ・・・。
で、式当日も、そんなしみじみした気分で出席していたわけなんですが、ここでうちの小学校恒例、6年生による歓迎の歌がはじまりました。
以前、「歌の力」のページでもお話した、振り付けつきの「1年生になったら」。
それと、題名は知らないけどメロディは知ってる、ちょっと大人っぽい歌。
聴くのが2度目にもかかわらず・・・というか、今回の方がさらに。
感動しました。
すごくきれいな声。きれいなハーモニー。
乱れない姿勢。
指揮もピアノも6年生。
みんな、自分の意志の力で歌ってる。
成長するって、美しいことなんだ。
自分の力でなんでもできるようになっていくのは、本人たちにとっても、喜びなんだ。
6年生に向かい合って立っている新1年生たちは、本当に小さくて・・・これがこんなに大きくなっていくんだ、なんて、あらたな、でも明るいセンチメンタルを知った入学式。
今日は初登校です。
しかし下の子は、上に較べて平然と、あったりまえのように元気におうちを出て行くのでありました。
まあ、こっちも以前に較べたらまったく緊張もなく、このようにブログを書き込んでいたりするわけです(笑)。
11時になったらお迎えにいくけど、どんな顔して帰ってくるかなあ
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卒園の親ゴコロです