ご近所猫紹介

 1月の末に引っ越したのだけれど、新しい家の近所には、猫がたくさん住んでいる。いままでに目撃したのは、キジ猫、少し毛の長い大きな黒猫、小さな黒猫、黒白猫、洋猫風で少し人面なグレーの長毛猫、尻尾の先が二又みたいになった白に薄茶のぶちのある猫。
 家の周りをうろうろしていて、ガレージをリフォームしているときに、このうちの誰かが生乾きのコンクリートに塀の上から着地して、足跡をつけていった。(そのまま残しておいてもよかったのだけれど、さらに加工したから消えてしまった)。
 恋の季節になって、これらの猫が、昼も夜も表でぎゃーぎゃー鳴いている。二階のベランダで洗濯物を干していたら、裏の家との境目の塀の上を二又がにゃおうにゃおうと云いながら歩いていって、生垣のカイヅカにしゃっとマーキングのおしっこをかけると、塀の向こうへ降りていった。
 ここ数日は、もう鳴く声もだいぶ嗄れていたようだけれど、きょうはなりをひそめているから、恋の季節ももう終わりなのかもしれない。
 結果、暖かくなった頃に子猫がぞろぞろ出てきたらどうしようかしらと、少し気が重い。
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