あなたを見つめて。。 monochrome life

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窓part4 ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈T-MAX400/XTOL1:2〉

2008年07月20日 12時43分49秒 | Hasselblad 503cx
この日はめったにしない露光のポカをやってしまった。
このフィルムのまえにT-MAX100を詰めていて1本撮り終えたあと本体の感度インジケーターをASA100にしたままでT-MAX400を入れ替えてそのまま撮っていた。
気がついたのは何本かしてからでバッグに入っているのがどれか分からなくなってしまっていた。
ライカの場合ほとんどは単体露光計で日向と日陰を測っておいてそれに準じて露光を調整しているがこのローライの個体はセレンだけどすごく正確なのでよく利用していた。
昨夜どうして現像を調整しようか迷いあぐねたがどうも2段オーバーで撮った中に気に入ったのが撮れている気がしてならない。
けっきょくブローニー4本のうちこのネガがその1本だった!
でも、スキャン前に調整してフォトショでも調整したらたいした変わりもなく無事に掲載できました。
きっと普段はXTOL1:1で現像しているがオーバー露光を考慮してXTOL1:2と18℃~20℃のやや低温で切り詰めたのが良かったと思う。
(低温域現像は濃度が上がりにくい代わりに粒状は高温域現像よりは荒れません)
XTOLは3倍希釈ではすこし不具合が出そうでネットで書き込みされていますがまだ検証はしていません。
(たぶんコントラストの強いネガではアンダー部のすっこ抜け現象がでると思います)
この1:2希釈では他の適性露光ネガに対しても1:1希釈と変わることなく薄めることでエッジ効果がいくぶん出てるように思えます。
それにいままでの半額で現像が処理できるのも嬉しいですね(笑)
いつもビッグカメラで5L用を買うのだが5L使用1270円で1:2希釈なら15Lの処理液が作れるので35mmなら60本弱ブローニーなら30本弱が処理できる計算です。
現像液代のみなら35mmで22円ほどブローニーでは43円ほどです。
コダックではエクストールは原液か1:1か推奨していないけど1:2ならまあ売上げが半分になるのだから仕方ないでしょうね。
エクストールは原液で6ヶ月も保存が出来て常温水道水で溶解できますのでとっても便利です。
これから夏に向かって室温や機材温度の管理もたいへんですが僕なりの液温管理も明日は紹介しようと思います。

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海かぜ川かぜ ローライフレックス 2.8F クセノター80mm〈TMY-2/XTOL1:1〉

2008年07月20日 00時30分03秒 | 海かぜ川かぜ
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