昨日アイハルさんよりいただいたコメントを書いていたら長文になってしまったので記事にしましたがあくまでも私見なので適当に読んでください(笑)
僕の現像用タンクとリールは何十年も使っているLPL製品です。
(落としてリール枠を歪めないかぎり永久に使えます)
120なら2本、35なら4本が入る大タンクを2個と120なら1本、35なら2本入るタンクを中タンクを1個使っています。
プラ小タンクは急ぐときに1本現像で使っています。
数十年まえ初めて僕が中学の写真部で顧問の先生より教わったフィルム現像もLPL製でした。
まとめて現像するのでタンクを2本並べて(35を6本と120を1本とか組み合わせられます)原液処理で1本目を処理しながら定着中に2本目を1分~1分半増しで現像しています。
2本目は1:1希釈現像と同じ仕上がりになります。
1:1希釈現像は先鋭度が上がるかわりにわずかに粒状が大きくなりますが粒が揃うので見た感じは判りません。
仕事でA4リスシートフィルムを毎日パット現像するのですが(以前は100万ちかくしたA4自動フィルム現像機を使っていましたがローラー故障があまりに多いのと現像液の無駄が多くて今はパットでA4リスシートフィルムを現像しています)
モノクローム現像を安くあげるならTMaxデベロッパーよりミクロファインならビッグカメラで1袋210円なので1Lで4本現像して続けて2回目を4本すると1本あたり25円ほどですみます。
LPLはシンプルだけど一番精密(溝間隔と蓋のきっちりさ)だと思います。
35のほうはフィルム先端のベロを切らなくても巻き込めます。
他社はフィルム引出し器を使ってフィルム先端を真っすぐに切り揃えないと片寄り巻き込みになります。
LPL35用にはリール芯に爪が2箇所(先に1爪、後に2爪)あって、LPLを使っていてもそれを知らない人はわざわざフィルム先端を切り揃える人もいますがかえって片寄り巻きになると僕の場合は思います。
120は芯に留めバネが付いていて倒してフィルム先端を鋏むと1本が30秒かからず巻き込めます。
ブローニの場合は裏紙がついているのでフィルムをほどき始めて指先で裏紙を感じたらフィルムより5センチほどして指で紙を切ります。
バネでフィルム先端を鋏むと軽くフィルムを引っ張るようにするとリールとフィルムが平行になります。(この平行がいちばん肝心です)
巻きはじめてから裏紙が邪魔になるので紙を手の甲で返します(文章では説明できないので新品フィルムをボツにして練習してみてください)
35も120もリールとフィルムが平行になってないと途中から片寄り巻きになってしまいます。
途中でひっかかりを感じたら面倒でもほどき直して一から巻いてください。
片寄り巻き込みが現像でのいちばんの失敗の原因になるからです。
途中でフィルムを何度か、引っ張るのではなく押し戻すようにすると枠にきっちり入っているのを感じます。
現像ムラは片寄り巻きの次にフィルムをきつく巻き過ぎと撹拌の強さによる流動による液ムラだと思います。
(きつく巻くと初めと終わりのフィルム間隔が不揃いになり液の流動に違いがあるからだと思えるのですが)
水道水による前浴には賛否両論がありますが前浴液温と現像液温をきっちり揃えないと現像時間が安定しないので僕は何度か試して効果より面倒さが多かったのでしていません。
現像液温はステンレスカップで直接温めたり時間のあるときは熱帯魚用の安価な棒状ヒーターをビーカーに突っ込む極めていい加減な原始的方法です。
あと現像中の保温は僕の場合、ドライヤーを横に置いて熱風を当てています。
(恒温はステンレスが断然有利ですね)
夏はぞうきんに氷水で濡らしたのを巻いています。
LPLでもいままで数千本?現像しましたが失敗はありませんでしたからマスコの高い現像タンクは必要ないと思うのですが…
あと水洗には水洗促進浴のフジQWと水洗後にいままでは乾燥ムラと乾燥後のホコリが付きにくいフジドライウェルを使っていましたが先月よりフジAGガード
(1L480円で35を60本処理)というのを使いはじめました。
仕様書にはドライウェルと銀塩保存保護効果があるらしいです。
150年も前に画家のミュシャが趣味で撮ったモノクローム密着印画がまるで昨日に現像されたように鮮明であったのをミュシャ展で見て感激したことを覚えていて銀
(あれはプラチナだったのかも)って永久に残るんでしょうか。
もしこの記事を読んで、まだモノクローム現像をお店に出している方がいらしたら一度小さなタンクでチャレンジしてみてはどうでしょう?
印画現像はパットを並べたり現像中は暗くしないといけませんがフィルム現像は夜にタンクにさえ入れたら次の日曜にでも暇なときに明室で手軽に処理できます。
濡れたままのフィルムを明かりにかざすとき浮かび上がった潜像がシャッターを切ったときの感動をそのままもう一度味わえます。。。
僕の現像用タンクとリールは何十年も使っているLPL製品です。
(落としてリール枠を歪めないかぎり永久に使えます)
120なら2本、35なら4本が入る大タンクを2個と120なら1本、35なら2本入るタンクを中タンクを1個使っています。
プラ小タンクは急ぐときに1本現像で使っています。
数十年まえ初めて僕が中学の写真部で顧問の先生より教わったフィルム現像もLPL製でした。
まとめて現像するのでタンクを2本並べて(35を6本と120を1本とか組み合わせられます)原液処理で1本目を処理しながら定着中に2本目を1分~1分半増しで現像しています。
2本目は1:1希釈現像と同じ仕上がりになります。
1:1希釈現像は先鋭度が上がるかわりにわずかに粒状が大きくなりますが粒が揃うので見た感じは判りません。
仕事でA4リスシートフィルムを毎日パット現像するのですが(以前は100万ちかくしたA4自動フィルム現像機を使っていましたがローラー故障があまりに多いのと現像液の無駄が多くて今はパットでA4リスシートフィルムを現像しています)
モノクローム現像を安くあげるならTMaxデベロッパーよりミクロファインならビッグカメラで1袋210円なので1Lで4本現像して続けて2回目を4本すると1本あたり25円ほどですみます。
LPLはシンプルだけど一番精密(溝間隔と蓋のきっちりさ)だと思います。
35のほうはフィルム先端のベロを切らなくても巻き込めます。
他社はフィルム引出し器を使ってフィルム先端を真っすぐに切り揃えないと片寄り巻き込みになります。
LPL35用にはリール芯に爪が2箇所(先に1爪、後に2爪)あって、LPLを使っていてもそれを知らない人はわざわざフィルム先端を切り揃える人もいますがかえって片寄り巻きになると僕の場合は思います。
120は芯に留めバネが付いていて倒してフィルム先端を鋏むと1本が30秒かからず巻き込めます。
ブローニの場合は裏紙がついているのでフィルムをほどき始めて指先で裏紙を感じたらフィルムより5センチほどして指で紙を切ります。
バネでフィルム先端を鋏むと軽くフィルムを引っ張るようにするとリールとフィルムが平行になります。(この平行がいちばん肝心です)
巻きはじめてから裏紙が邪魔になるので紙を手の甲で返します(文章では説明できないので新品フィルムをボツにして練習してみてください)
35も120もリールとフィルムが平行になってないと途中から片寄り巻きになってしまいます。
途中でひっかかりを感じたら面倒でもほどき直して一から巻いてください。
片寄り巻き込みが現像でのいちばんの失敗の原因になるからです。
途中でフィルムを何度か、引っ張るのではなく押し戻すようにすると枠にきっちり入っているのを感じます。
現像ムラは片寄り巻きの次にフィルムをきつく巻き過ぎと撹拌の強さによる流動による液ムラだと思います。
(きつく巻くと初めと終わりのフィルム間隔が不揃いになり液の流動に違いがあるからだと思えるのですが)
水道水による前浴には賛否両論がありますが前浴液温と現像液温をきっちり揃えないと現像時間が安定しないので僕は何度か試して効果より面倒さが多かったのでしていません。
現像液温はステンレスカップで直接温めたり時間のあるときは熱帯魚用の安価な棒状ヒーターをビーカーに突っ込む極めていい加減な原始的方法です。
あと現像中の保温は僕の場合、ドライヤーを横に置いて熱風を当てています。
(恒温はステンレスが断然有利ですね)
夏はぞうきんに氷水で濡らしたのを巻いています。
LPLでもいままで数千本?現像しましたが失敗はありませんでしたからマスコの高い現像タンクは必要ないと思うのですが…
あと水洗には水洗促進浴のフジQWと水洗後にいままでは乾燥ムラと乾燥後のホコリが付きにくいフジドライウェルを使っていましたが先月よりフジAGガード
(1L480円で35を60本処理)というのを使いはじめました。
仕様書にはドライウェルと銀塩保存保護効果があるらしいです。
150年も前に画家のミュシャが趣味で撮ったモノクローム密着印画がまるで昨日に現像されたように鮮明であったのをミュシャ展で見て感激したことを覚えていて銀
(あれはプラチナだったのかも)って永久に残るんでしょうか。
もしこの記事を読んで、まだモノクローム現像をお店に出している方がいらしたら一度小さなタンクでチャレンジしてみてはどうでしょう?
印画現像はパットを並べたり現像中は暗くしないといけませんがフィルム現像は夜にタンクにさえ入れたら次の日曜にでも暇なときに明室で手軽に処理できます。
濡れたままのフィルムを明かりにかざすとき浮かび上がった潜像がシャッターを切ったときの感動をそのままもう一度味わえます。。。
何でも、そうですが、やりたいと思ったらとにかくやってみて、結果がよろしくなければ、原因をよく考えて試行錯誤することですよね。いただいたアドバイスに背中を押されながらチャレンジしていこうと思います。
35mmも含めて、私のモノクロ現像スキルは、トーンやコントラストがどうのと言えるようなレベルではありませんが、アドバイスの最後にお書きになったように、何度やっても、フィルムに撮った絵がネガティブで現れることに感動しています。
EOS-1Vで撮られた作品のアップ、お待ちいたしております。ありがとうございました。