あなたを見つめて。。 monochrome life

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里山の露草 琵琶湖針江 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5〈RVP100〉

2007年10月04日 00時44分50秒 | Film Camera
道端に咲くこのちいさな花の青にはただの雑草ではない気品を感じます
露草は移草や蛍草や月草とも呼びます
移草はいまも京友禅の下絵にこの花の青汁を使うからです
清流ですすぐとあとも残らずに消えます
蛍草は蛍を虫籠に入れたときこの草もいっしょに入れてやると露の滴でわずかしか生きられない蛍の命がすこしでも延びるという日本人の優しさです
月草は着物に触れるとすぐ色が着くから付き草(つきくさ)にかけてあります
あけ方の月光を浴びて咲きはじめるから月草(つきくさ)とも呼びます
万葉の昔からこの花は詠まれてきました

『月草に 衣は 摺るらむ 朝霧に 濡れての のちはうつろひぬとも』

※ 着物を月草(露草)の雫くで染めあげても、ひと夜を過ぎて朝霧の露に濡れたなら薄らいではかなく消えてしまうのでしょうか

意味を深く読むとなんてsexyですてきな詞なんでしょうね。。。
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里山の雑草 琵琶湖針江 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5〈RVP100〉

2007年10月04日 00時42分41秒 | Film Camera
川沿いの道端には雑草が生い茂っていました
こんな道端の土壌さえきっと豊かなのでしょうか小さなファインダーのなか何種類とも分からないほどの色とりどりの草花が咲き絡み合っていました。。。
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里山の三差路 琵琶湖針江 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5〈RVP100〉

2007年10月03日 00時57分11秒 | Film Camera
僕は三差路がとても好きだ
なぜかはわからないけれど子どもの頃からずっとそうだった
四つ辻は行くべき方向があるていど分かっているが三差路は方角があいまいでとっさの判断を強いられる
行くべき方向に自分が想像していた光景にぴったりと当てはまったときはとても嬉しい。。。
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里山の共同かばた 琵琶湖針江 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5〈RVP100〉

2007年10月03日 00時50分47秒 | Film Camera
町の中心にはこんな共同のかばたもある
このちいさな町にはどこも地植えの花が溢れています
画面では暗くて見えにくいけれど手作りのちいさな水車が回ってたりして子どもなどを連れていけば喜ぶのかな?
(今日日の子どもはそんなことで喜ばないなぁ(^^ゞ)
ただ、こんなかばたにも小魚がたくさんいるので網でも持っていけば子どもの魚すくいぐらいなら土地のひとも大目にみてくれるだろう
かばた巡りに参加したとき兄弟らしき少年が内かばたに棲んでいるモロコを家の住人にすくってもらい持っていたペットボトルに入れてたいそう喜んでいた
たぶん自宅の水槽に持ち帰ってもそうとう環境が違うので飼うのは無理かもしれないけれど。。。
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里山のモミ焼き 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年10月02日 00時43分41秒 | Film Camera
川の流れに沿って歩くと煙い匂いとともに白い煙が流れてきた
ちいさな空き地でもみ殻を焼いて燻炭(くんたん)を作っているところだった
列車の窓からなんどか見たことはあるけれど実際に近くで見るのははじめてだ
燻炭は土壌改良にはかかすことの出来ない有機肥料で主に根を強くするカリと土に空気分を含ませて団粒化するのにとても効果があります
こう見えても園芸は好きで風呂桶一杯分ほどのマイ腐葉土を毎年秋に公園で仕込んで自分で作っていたほど(^^)
現在はわけあっていっさい植物は育てていないけれど。。。
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里山小さな橋のうえから 琵琶湖針江 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5〈RVP100〉

2007年10月02日 00時30分31秒 | Film Camera
サルビアの花を干して種を取っているのは聞いたけれどなんに使うのか聞き逃してしまった
ただ庭裏に蒔くだけならすこし多い気もするしなにかの薬草になるのだろうか?
サルビアはしそ科の植物で学名をサルビアというけれど英語名ではセージと呼ぶらしい
そう、あのイタリアンでの肉料理に使う香辛料のセージと同じだ
ソーセージはこのセージを香辛料として用いるからこの名がついたらしい
たぶん僕の記憶ではサルビアとセージは同一植物だったはずだから香辛料を取るのかもしれない
先月に行った琵琶湖対岸の醒ヶ井では川の梅花藻が観光のメインになっていてバスツアーも催されるほどだったのに、ここ針江では梅花藻もすべての自然の一部のようです。。。
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里山サルビアの種 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年10月02日 00時17分40秒 | Film Camera
曼珠沙華の紅い色の記憶をまだ残したまま、もういちど針江に戻ってきた
さっき案内ツアーで見学した内かばたの庭先にサルビアの紅い種が干してあったのを想い出して戻って写させてもらったのだ
お礼を言って小さな橋をまたいだらお宅の裏手が川になっていてそのときには気づかなかったサルビアがそこに咲いていた。。。
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里山の木道 琵琶湖針江 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5〈RVP100〉

2007年10月01日 01時20分22秒 | Film Camera
ほの暗い森で見た曼珠沙華の群生は鮮烈な印象だった
この花は澄んだ秋空のした田畑の畔に良く似合う花だと思っていたがこうして森の中でひっそりとかたまって咲いているのも良いものだ
暗さのせいか朱色がいっそう濃く見えて子どものころ母親から毒があるから触ったらあかんよ…という言葉を想い出すまでもなく花弁を触るのをためらうほどだった
ちなみにそんな毒のある花がどうして人里や田畑に多いのかというとこの花の鱗茎にはリコリン?
だったかの毒があるけれど水にさらすと無毒になってでんぷん質の食用になります
昔は飢饉でたくさんの飢えた人びとがこの花で助かったそうです
アンデス高地に残るジャガ芋の原種もそのまま食すと毒にやられてしまうけれどインカの末裔は毒を抜いて主食にしているから植物は不思議なものですね
ふたたび木道を自転車の場所までもどり歩いて、ふとふり返ると群れて咲かないでいる曼珠沙華はそれほどの印象はなかった。。。
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