昨日、全国民俗芸能保存振興市町村連盟(全民連)の総会が山形県鶴岡市で開かれ参加してきました
会長は坂本東京都板橋区長で、全国150の市区町村が加盟しており、3年前に羽後町でも総会が開催されています。
今回の民俗芸能鑑賞は、この地に500年以上にわたって伝わる「黒川能」。話には聞いていましたが初めて鑑賞しました。
500以上あるという演目の中から今回は狂言の「節分」を鑑賞。
能の方は、お酒を題材にした「猩々(しょうじょう)」。
出羽三山のふもとにある「春日神社」の神様に奉納するために、上座、下座の二つのグループが競って伝承してきました。
歴史と伝統、幽玄の世界に深く静かに感動しました。
鶴岡市は作家、藤沢周平の出身地。110年以上続く老舗料亭で榎本市長の歓迎の挨拶。
藤沢の原作になる映画「たそがれ清兵衛」にも登場した、獅子舞とひょっとこ踊りも披露され、市内に500以上もあるという指定文化財の一端を見ることが出来ました。