全民連2日目の視察は、出羽三山への参拝です。
最初は国宝、五重塔。出羽三山は、昨年「生き返りの旅」として日本遺産に認定されました。
うっそうとした杉林に入るだけで霊気を感じるような、不思議な体感がします。
月山、湯殿山、羽黒山の三山は、明治以前は神仏統合の領域でしたが、明治維新による神仏分離の命令により神社となりました。
古来より修験場として知られ、山伏修行が行なわれてきました。
本殿に上がりお祓いを受けてきましが、祝詞も普通の神社とはいささか違っていました。
元寇により、明の艦船を撃退した記念に大きな鐘が奉納されました。
昼食は、境内にある斎家で精進料理をいただきました。薄味でしたが完食して腹いっぱいになりました。
最後は、明治維新による開墾で開設された、松岡開墾場の産蚕室を見学。
見どころ満載の2日間の研修でした。