アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2014-11-05 22:07:45 | 絵本
「ふたりの箱」(4分)
クロード・K・デュボワ:作・絵
小川糸:訳
ポプラ社:発行
2010.9第1刷(1200円)

読み終えると涙が出てきそうになる絵本だ。
離婚した夫婦と一人娘。
家を出た父親と、残された娘は互いに気持ちを押さえ込んでしまう。
その様子が、美しい表現で綴られている。
控えめな色合いのイラストが、逆にシンプルで心に響く。