「さんしょっ子」(19分)
安房直子:作
いもとようこ:絵
小峰書店:発行
1989.7第1刷
2002.1第3刷(1500円)
農家に生まれたすずなと茶店の息子の三太郎。
ふたりはいつも、すずなの家に植えてあるサンショウの木の下で遊びます。
サンショウの木には実は住んでいる女の子がいて・・・
さんしょっ子は、木の妖精なのかな?
それぞれが大人になり三人の想いが交錯していく様子が切ない。
どうしようもないことがあるけれど、それで良かった・・・と思えたら、、、
作者さんは略歴を見ると、比較的若い年代で亡くなられた様子。
今もなお描き続けられていたなら、どんな絵本が出されていたことかと思う。